「目覚ましをセットしたはずなのに、気づいたら出発時間の5分前……」なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。止めた記憶が無いのに、なぜか目覚ましが止まってる……。そんな不可思議な現象の真相?を、イラストレーターの山口カエさんが、漫画で紹介してくれています。

 山口さんは6月26日、「こういう妖怪もいる」というコメントと共に、1枚のイラストを投稿。そのイラストは3コマの漫画になっており、1コマ目にはスマホのアラームが鳴っている絵が、2コマ目にはそのアラームを妖怪が止める絵が、3コマ目にはアラームを止めた妖怪が寝ている人に布団をそっとかけている絵が描かれていました。

 この投稿には、5万件以上のリツイートと、25万件以上のいいねが付き、「アラーム止めてたん、こいつか」「毎日うちに出るやつ……!」「最近やられたわ」など、多くのコメントが寄せられ、この妖怪に痛い目にあった人が世の中にはたくさんいるようです。

 山口さんにお話を伺ったところ、この漫画は実体験ともとに描いているとのこと。やっぱり、これは経験した人にしか描けないですよね。筆者も、なんで止めてもいない目覚ましが止まっているのか、ずっと不思議に思っていましたが、こういう事だったんですね。

 山口さんも「睡眠時間が足りない時は辛いです」と話し、「こういう創作妖怪ネタは昔からポツポツ描いていました」と教えてくれました。ちなみに、自身の寝坊対策については「スヌーズはつけない一発勝負が対策」と語っていた山口さんですが「妖怪に消されちゃうとアウトです」とも……。

 そんなわけで、筆者がよく寝坊をするのは妖怪のせいです。けして深夜まで「あつまれ どうぶつの森」をやっていたからではありません。妖怪の仕業だったのです。編集長、すみませんでした。

<記事化協力>
山口カエさん(@yamakae)

(佐藤圭亮)