誰もが大好きと言っても過言ではない卵かけご飯と、これまた誰もが大好きと言っても過言ではない猫を掛け合わせた、「タマごかけご飯」なる料理をTwitterユーザーのアリサさんが考案。その写真を紹介したところ「可愛くて食べられない……」と話題になっています。

 アリサさんは6月10日、「タマごかけご飯」と題し、1枚の写真を投稿。そこには、ご飯や海苔などで作られたニャンコのお腹に、卵の卵黄が乗っている卵かけご飯ならぬ、アリサさん作の「タマごかけご飯」が写っていました。

 タマごかけご飯を「自分用」と言い、「見せる人がいないので、醤油をかける前に見てやって下さい」と、アリサさんがツイートするこの投稿には、2万件以上のリツイートと、7万件以上のいいねが付き、「可愛いから食べられません」「たまご潰したら惨劇になりそう」「クオリティ高い」など、多くのコメントが寄せられています。

 「人を笑顔にするのが好きなんです」と言うアリサさん。タマごかけご飯を作ったきっかけについては、「誰かを笑顔に出来るんじゃないかなと思い、作りました」と話し、「じっくり考えたわけではないんですよ。卵かけご飯を食べようと思った時にポンっと『タマごかけご飯』の映像が頭に浮かんだんです。その見えた映像をそのままお皿の上に作り出した……という感じですね」と教えてくれました。

 頭に浮かんだ映像をそのまま料理に表現できるって……スゴイ。もしかして、料理人?と思いましたが、「調理系の仕事はしていません」とのことで、「前職はドリンクカフェを経営していて、カプチーノにお絵描きをしていました。調理ではなくお絵描きのお仕事ですね」と話してくれました。

 タマごかけご飯の作り方についても教えてくれたアリサさん。材料は、ご飯、海苔、卵黄、チリソース(食べる時にかける醤油)。

 まず、お皿の上でご飯を猫型にし、卵黄を乗せるためにお腹をへこませる。そして、海苔で目や口などを作り、卵黄を乗せる。その卵黄の上に猫ちゃんの手を軽く乗せ、最後にチリソースでチークを塗れば完成。調理時間は、「時計を見ていなかったので正確な時間は分かりませんが……」と前置きしつつも、「調理前に海苔を切っておけば10分もあれば出来ると思います」とのことです。

 こだわった点は猫ちゃんの顔で、「口を開けたり、チークを入れることで笑ってるように見えるかな」と思ったそうです。「醤油のかけ方が雑過ぎる」と食べた時の写真も投稿したアリサさん。気になるお味のほうは、「普通の卵かけご飯の味でした」と笑いながら答えてくれ、「何かそれが面白くて、1人で食べながら笑ってました」と感想を聞かせてくれました。

 ちなみに、料理をするのが好きなんだろうなぁ……と思ったら、「料理が好きじゃないので出来る限り作りたくない」と明かしたアリサさん。衝撃発言にビックリしてしまいましたが、「アイデアが浮かぶとワクワクして、どんな面倒くさい工程でも楽しく出来ちゃうんです。私にとっては料理というより遊びなんです。大人の真剣な遊びだと思ってます」と楽しそうに語るアリサさんを見ていると、納得。これからも、ワクワクする料理を作っていってほしいですね。

<記事化協力>
アリサさん(@Ar15A3bunbun)

(佐藤圭亮)