人類が長きに亘りなんともいえない気持ちを持ち続ける存在……虫。虫と聞くだけでゾワッとしてしまう人も少なくないはず。そんな私たちの生理を刺激しまくる存在「虫」が主役の虫映画を、洋画専門CS放送ザ・シネマが6月4日「ムシの日」に「6.4は虫の日!虫映画特集」と題し、5作品を一挙放送します。

 当日は14時45分から、セザール賞受賞俳優リシャール・アンコニナが、主人公のシングルファーザーに扮し、殺人蜂との戦いや反抗期の娘との関係修復ドラマを好演した「キラー・ビー ~殺人蜂大襲来~」を放送。ほぼ通常サイズの蜂が大群と化して人々を襲い、リアルな恐怖を醸し出します。

 16時30分からは「スタング 人喰い巨大蜂の襲来」を放送。人を襲うだけでなく、寄生できる人喰いスズメバチの脅威を描く昆虫パニックで、寄生主の肉体を引き裂き飛び出したり、さらには巨大バチに変態するなど、怪作「武器人間」のスタジオ作らしい奇想天外なアイデアが衝撃的です。

 続いて、「ポセイドン・アドベンチャー」、「タワーリング・インフェルノ」をプロデュースし、オールスター・キャストのパニック大作ブームで一時代を築いた寵児アーウィン・アレンが自ら監督する入魂作「スウォーム『エクステンデッド版』」を、18時15分から放送。 こちらは、40分長い拡大版となっています。

 21時には、ローランド・エメリッヒが製作総指揮を務め、B級モンスターパニックらしいユーモアを交えながら、突然変異した巨大グモをVFX映像で迫力満点に描いた「スパイダー パニック!」が放送。当時10代のスカーレット・ヨハンソンの初々しさも必見です。

 そして最後、22時45分からは、「ターミネーター2」のエドワード・ファーロング主演のモンスターパニック映画「スパイダー・シティ」を放送。大小様々な新種の毒グモによる脅威をVFX映像で迫力満点に描写。ダメ男が極限状況を通じて一人前の男に成長するドラマとしても熱い作品となっています。

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(佐藤圭亮)