外食自粛の影響もあり、食事のテイクアウトやデリバリーを利用する人も増えています。新型コロナ感染予防に、配達したものを直接受け取らずに指定場所へ置いてもらう事も可能になった結果、指定場所がなかったがために大惨事手前の状態となっている画像が大きな反響を呼んでいます。

「届いたのはいいんだけどこのまま俺がドアを開けると飯が地面に落下する」

 そんな一言とともに、配達業者から届いたデリバリー完了の画像をツイッターに投稿したのは瑠偉さん。画像に写っていたのは、下へ下げるタイプのドアノブの中途半端な位置に掛けられたビニール袋。中身は汁なしラーメンにトッピングの卵でした。

 瑠偉さんがドアを開ければ確実に落下する汁なしラーメンの袋……。意を決してドアを開けた結果、予想通り袋は床に叩きつけられる結果に……。これがドアノブのもっと根元の方まで掛かっていれば、落下は免れたかもしれませんが……。

 特に置き配場所にこだわっておらず、床置きでも特に気にしていなかったので、デリバリーしたものを置く場所を指定していなかったという瑠偉さん。結果的にこんな状態。せめてその袋を、ノブの回転するだけの場所に掛けていてくれれば……配達員さん、あなた疲れているのよ……。ついそんな言葉が脳内に浮かんでしまった筆者。

 そして、「これは罠とわかっていてもひっかかるしか選択がない…」「上げて開くドアならどんなに良かったのに」などなど、同情の声が。同業の配達員さんの一人は「指定しない限りドアノブには掛けないなぁ」とも。

 昔ながらの丸ノブタイプであれば安心して回せますが、レバータイプのドアノブにはこんな落とし穴があるんですよね。他にもデリバリーを頼んだ人たちからは、「土足の部分に直接置かれるのは抵抗あるけど、置き場所作れないしなぁ」という声も複数。実際に床に置かれた場所が悪かった事で、ドアを開けた途端にデリバリーの中身がドアと接触、大惨事という事例も。

 そんな中、一筋の光明ともいえるアイデアが。「新聞受けがあるなら、今後はそこにS字フックなどかけておくといいかもです」というリプライに、筆者、目からうろこ。その手があったぁぁぁぁ!!!次からデリバリーを頼むとき、その手を使おうっと。

 ちなみに、瑠偉さんが注文した汁なしラーメンは、中身は見るも無残な状態と化していたそうですが、不幸中の幸いか、蓋が外れなかったおかげで被害は卵が割れてしまっただけだったそう。これがもし、結構な重量のある丼物や汁物の中身だったらと思うと……大惨事。

 共同住宅における置き配スペース。袋物であればフックを取り付けるという事で一件落着しそうですが、箱や手提げのない状態で来てしまうと……何とも悩ましい限りですね。

<記事化協力>
瑠偉さん(@rui_0686P)

(梓川みいな)