ファン待望の最新作、2020年9月11日に全国公開される劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」<前編>の特報映像&ティザービジュアルが解禁。さらに物語の鍵を握るエリオス役を松岡禎丞さんが務めることが決定し、SNSキャンペーンも開始されました。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1991年~97年に渡り、少女漫画雑誌「なかよし」で連載された、武内直子作の可愛らしくポップなビジュアルと、運命に導かれた女の子たちが華麗に変身し戦う、愛と正義の物語です。

 連載開始から圧倒的な人気を博し、単行本の累計発行部数は2000万部を突破。当時の女の子たちを夢中にさせ、社会現象を巻き起こしました。1992年からはTVアニメシリーズの放送がスタートし、1997年に放送が終了した後も、日本のみならず40か国以上の国で放送され、いまなお世界中の人に愛されています。

 2012年には連載20周年を記念したプロジェクトがスタートし、2014年は「美少女戦士セーラームーン Crystal」としてアニメ新シリーズが登場。そして、2020年9月11日に劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」<前編>が公開し、25年ぶりに美少女戦士たちが劇場に帰ってきます。

 今作では、今世紀最大の皆既日食の日、月野うさぎとちびうさのもとに突如ペガサス(エリオス)が現れ、うさぎたちに助けを求めるところから物語が動き出します。ちびうさとエリオスの淡い恋と、セーラー戦士たちの成長が描かれており、「どんな時でも絶対にあきらめない心」「仲間を信じ、守り抜く強さ」、そして「恋のときめき」がスクリ ーンに鮮やかによみがえり、再び世界中を夢中にさせる内容となっています。

 今回、解禁されたティザービジュアルには、「胸の中の星よ、光り続けて、私に力を」という言葉が記載されており、神秘的な宇宙を背景に、月の光に照らされたスーパーセーラームーンが大きく描かれています。さらにセーラームーンの眼差しからは、月の光に導かれ戦士としての運命に立ち向かう決意が感じ られ、その力強い姿に当時夢中になっていた人はもちろん、初めてセーラームーンに触れる人もときめいてしまうのではないでしょうか。

 ティザービジュアルと同時に解禁された特報映像は、冒頭に90年代のTVアニメシリーズのオープニング映像を使用。あの頃の記憶を呼び覚ますような「ム ーンライト伝説」の印象的な鐘の音とともに、一気に今作の世界へと色づいていきます。

 そして、物語のはじまりで重要なシーンでもある、うさぎとちびうさ、ペガサス(エリオス)との出会いのシーンが映し出されます。新たな魅力がたっぷり加わったセーラームー ンの世界に、ファンの人たちは胸の高鳴りを抑えられないのではないでしょうか。

 特報映像の完成を記念して、「#月の光は時を超えた愛のメッセージ SNSキャンペーン」が、すでに開催中。映画公式Twitterをフォローして、ハッシュタグ「#月の光は時を超えた愛のメッセージ」をつけて、セーラームーンの思い出や映画への期待をツイートで参加完了。投稿した人の中から抽選で5名に、映画のティザーポスターがプレゼントされます。

 特報映像にも登場する、うさぎとちびうさたちのもとに助けを求めて突如現れたペガサス(エリオス)を演じるのは、 「ソードアートオンライン」ではキリト役、「鬼滅の刃」では嘴平伊之助役、「食戟のソーマ」では幸平創真役など、数々の人気アニメに出演する松岡禎丞さん。

 松岡さんは、「小さい頃から知っているセーラームーンへの出演が決まったと聞いて、ビックリしたのと同時に感動と過去がフラッシュバ ックし、 色んなモノが混ざった、よくわからない感情が心の中を駆け巡りました」と振り返り、「一言で集約すると凄く嬉しかったです!」とコメント。

 「私が演じるエリオスは触れたら壊れてしまいそうな儚いガラス細工のような印象ですが、信念はしっかりしたものがあるキ ャラクターです」と話す松岡さん。

 「アフレコに臨むにあたり、エリオスの生きた人生とセーラームーンの世界観を読みといていたら、すぐに松岡の頭からの指令で『禎丞、これは行ける。【自然に演じるんだったら】これで行こう』と、いつものお告げが来たので、無理なく精一杯演じました」と語りました。

 最後に松岡さんは、「妥協は一切しないで、いつもどおり全開でやらせて頂いておりますので、ぜひ今回のストーリーを堪能して頂けたらと思い ます」と、ファンに呼びかけていました。

(c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」製作委員会
情報提供:東映

(佐藤圭亮)