自宅にずっといて、学校もいつ始まるか分からない、大人は自宅でお仕事の人が増えてうるさくできない……。子どもたちの居場所はどこへ?となっているさなか、空き箱を使った可愛いペーパークラフトに注目が集まっています。

 「パイの実(チーズケーキ)の空箱で工作しました!」とツイッターに投稿したのは、空箱職人はるきるさん。お菓子の箱で作った可愛いリスたちのお店を紹介しています。

 これまでにも空き箱を使ったハイクオリティな作品の数々を生み出し、今やペーパークラフト界の王子といったはるきるさんの作品は、いつも「この箱がどうしてこうなった!?」と思わせるものばかり。

 今回は、ロッテのパイの実(チーズケーキ)の空き箱1個で、リスのパイ屋さんを表現。空き箱にデザインされた、コック帽をかぶってパティシエになった2匹のリスたちがチーズを使ってパイを作って売っているようなお店の風景になっています。その場で食べられるように、観葉植物が乗った小洒落た丸テーブルと、木のいすも2脚。

 お店のディスプレイをよく見てみると、パイと一緒にチーズも売られていますよ。このチーズを使ってパイを作っているのかな?そして、屋根の方をよく見てみると……チラっと顔を出しているリスさんも。思わず、「みーつけたっ!」と言いたくなってしまいそうです。

 リスの可愛らしいパイ屋さんの様子に、「森を散歩して偶然みつけたら立ち寄りたくなりますね」「かわいいお店!テーブルの上の植物や看板も凝ってて楽しいです」「パイ生地やチーズの色も木製家具に生かされてて素晴らしい」といった感想が。まるで絵本の世界から飛び出してきたようなお店です。

 今回、着想から完成までにかかった時間は8時間ほどとはるきるさん。「今作は難易度が比較的易しいのでチャレンジしてみたいという方にもおすすめです」とメイキング動画もYouTubeに投稿しています。

 約4分間の中におさめられたメイキング動画では、箱をハサミでばらしてパーツごとに切り分け、定規で線を引き、折って接着剤で貼り付けて、リスやパイ、チーズを切り出して、箱の一部で作ったトレイに貼り付けて……と、出来上がりまでの過程を紹介しています。

 細かい作業が得意なペーパークラフト好きなら、この動画を見ながら、箱のどの部分をどう切り分けて使っているのかが分かるかもしれません。おやつの後に動画を見ながらペーパークラフトに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

<記事化協力>
空箱職人 はるきるさん(@02ESyRaez4VhR2l)

(梓川みいな)