江崎グリコのチョコレートブランド「LIBERA(リベラ)」から、新商品「LIBERA cacao50」が発売されます。これまでハイカカオチョコレートにあった「苦い」などのイメージに対し、カカオの味が愉しめるちょうどよいバランスにこだわった「甘すぎず苦すぎないカカオ50%」に仕上げられた商品です。

 江崎グリコは、発売にあわせて20~40代の主に室内でフルタイムで働く女性300人を対象に行った「仕事中の間食 実態調査」の調査結果を発表しています。

 調査ではまず仕事の合間に食べるおやつについて質問。94.0%もの人が「チョコレート」を選び1位に。2位の「クッキー・ビスケット」70.3%とは、約24%も差をつけています。

 そんな愛されるチョコレートですが、一方ではカロリーや糖質を気にして食べるのを我慢してしまう人が2人に1人いることも判明。前問でチョコレートを選んだ294人のうち、151人(51.4%)が食べるのを「我慢することがある」と回答。具体的な理由には「カロリーが高い」(68.2%)、「糖質を控えたい」(45.7%)、「ニキビ・肌荒れになりやすい」(35.1%)があげられています。

 ちなみに、ハイカカオチョコレートを食べた経験がある224人(全体の74.7%)に感想を聞くと、42.9%が「甘味が足りずおいしさを感じなかった」、38.4%が「苦みが強く、継続して食べたいと思えなかった」と美味しさに対し不満を感じていることもわかったそうです。

 また、健康イメージの高いハイカカオチョコレートがゆえか、58.9%が「カロリーなどを気にせず、食べたい時に食べられると思った」と回答。しかし、これは誤解で、国民生活センターによると「高カカオチョコレートはカカオの含量が多いことから、脂質が多くエネルギーは相対的に高い」と報告されており、「取り過ぎには注意が必要」と指摘されています。

 ハイカカオチョコレートを「食べたことがない人」(76人)には、どんなイメージを持っているのかが質問されています。81.6%が「健康によさそう」というプラスのイメージを抱いているものの、一方で88.2%が「苦味が強い」、81.6%が「渋みがある」と回答。

 つまり、健康効果をうたうハイカカオチョコレートに期待する人は多いものの、チョコレートとしてのおいしさや満足感と健康価値のバランスに不満。ハイカカオ未経験者では健康イメージは抱いているものの、苦味や渋みイメージが敬遠理由であることが分かったそうです。

 2020年3月10日に発売される「LIBERA cacao50」は、そんなハイカカオチョコレートは気になるけど、我慢はしたくない人への新提案として登場。ちょうどいいカカオ感と甘さで、脂肪と糖の吸収を抑える難消化性デキストリンが配合された機能性表示食品。内容量は50g(12粒)で、オープン価格です。

【調査概要】
■実施時期 2020年1月31日~2月5日
■調査手法 インターネット調査
■調査対象 主に室内でフルタイムで働く20~40代の女性300人(各年代ごとに100人)

情報提供:江崎グリコ株式会社