猫を飼っていると、一心不乱にカリカリを食べている姿をよく見かけます。その美味しそうに食べているのを見ていると、カリカリが美味しく見えてくるんですよね。そんな猫の気分を味わえる「にゃりんとう カリカリ気分のかりんとう」という商品を見つけました。

 この「にゃりんとう カリカリ気分のかりんとう」(900円/税別)という商品、猫好きにはお馴染み「フェリシモ猫部」と、ご当地ラーメンで知られる「小笠原製粉」により共同開発されたというもの。あれだけ美味しそうに猫が食べるんだから、ちょっとカリカリを食べてみたい……いやでもキャットフードだし、という悩みを気にせず、猫になった気分でカリカリと食べられる小粒のかりんとうです。

 注文して待つこと数日。玄関のチャイムと共に宅配のお兄さんの私を呼ぶ声に導かれて玄関に行き、受け取りのサインをして、商品を受け取りました。

 早速ダンボールを開けて、中身をチェック。パッケージは「人間用」の注意書きとともに、猫の足跡マークには「とうふかりんとう」の文字。全体のイメージは動物病院で貰える猫のご飯のサンプルパッケージそっくりで、期待が高まります。

 かりんとう質感も通販ページで見た以上に猫のカリカリそっくりで、これは猫の気分を味わえると思い「にゃりんとう」が届くまでの間に買っておいた、猫のご飯を入れる皿っぽい容器に入れてみます。

 おぉぅ、これはまさしく猫のカリカリ。ちょっと人用に大きくなっているがこれは猫のカリカリだ! この容器も実家の猫用に使っていた物に近い物を選んだので、凄いそれっぽい、それっぽ過ぎる。うん、食べたら実家の猫に「私のごはん食べるにゃー」と怒られそうと思いつつ一口。

 あ、温かい日本茶と一緒に食べたくなるほんのりとした甘さと、食べた後のおからの風味が飽きの来ない懐かしい素朴な味を感じさせます。そう思ったので、早速お茶を入れてきて、もう一口……うん、これはお茶に合う。そんなこんなで自宅にある緑茶、ほうじ茶、昆布茶、梅昆布茶と色々飲み物を変え、食べてみましたが、日本茶系の飲み物にピッタリと合う味でした。

 筆者的には梅昆布茶を飲んで、良い感じに口をさっぱりさせてから、「にゃりんとう」をパクりと食べるのが一番美味しく感じました。この食べ方は無限に食べられます。そして、事務作業やパソコンを使った作業をする人にお勧めなのですが、この「にゃりんとう」、手が汚れないんですよね。これは事務作業をしたり、ゲームをしている時に片手間で食べるのに丁度良かったです。

 見た目のインパクトもありますし、一口食べはじめたらついつい手を伸ばしてしまう魅力もあるので、猫好きの知り合いへのお土産、Twitterや動画制作、その他筆者を含む、ネタを欲していて創作活動をしている皆様への即売会の時の挨拶回りのお土産として丁度良いかなと思います。うん、次はこれにしよう。

 この「にゃりんとう カリカリ気分のかりんとう」は、フェリシモ猫部の通販サイトのほか、各地で開催される「フェリシモ猫部」期間限定ショップでも販売されることがあるようです。なお、買うと売り上げの一部が動物への基金(フェリシモわんにゃん基金)の寄付にあてられます。

(戦魂)