2020年に誕生25周年を迎える、セイコーウオッチ株式会社の女性向けウォッチ「ルキア」。2月7日に公開された25周年記念WEBムービーでは、ブランドイメージキャラクターを務める綾瀬はるかさんの主演で、1995年のブランド誕生秘話が語られています。

 女性向けのラインだけど、決して甘すぎないデザインが魅力の「ルキア」。企業などでキャリアウーマンの活躍が見られるようになった1990年代当時、女性向けの腕時計はアクセサリーのようなドレッシーで華奢なデザインが多くを占めていました。文字盤も小さく、あまり実用的でないものも。

 バリバリ働き、腕時計を見ることの多い女性の中には、ボーイズサイズ(ケース径の小さい男性用)を使っていることもありました。そんな状況だった1995年、セイコーから登場したのが文字盤の見やすさといった実用性をそのままに、女性らしい可愛さを失わないデザインの「ルキア(LUKIA)」だったのです。

 25周年を記念して公開されたWEBムービー「あなたの好きを、もっと。1995 to 2020」篇では、ブランドイメージキャラクターの綾瀬はるかさんが1995年当時のチームリーダーを演じ、ルキア誕生のストーリーをドラマ仕立てでまとめたもの。実際に当時のブランド担当者たちに取材し、開発時の社内の雰囲気や、それぞれの想いを反映。ドラマチックなものになりました。

 綾瀬さんをはじめ、キャストの衣装も当時の流行を再現。大きめの肩パッドが入ったジャケットや、大ぶりのアクセサリーにスカーフといったファッション、大きなCRTモニタが載ったパソコンが並ぶオフィス風景は、当時を知る世代には懐かしいかも。男性が着ている大きめのダブルジャケットも、当時流行りましたね。




 バックに流れる楽曲は、1月22日にリリースされたばかりというiriさんの新曲「24-25」。ルキアと同じく25歳を迎える自身の葛藤をつづり「なりたい自分にある」と歌うこの楽曲の内容が、綾瀬さんら開発チームの試行錯誤とシンクロしていきます。


 WEBムービーの最後に登場する商品は、ピンクゴールドやイエローゴールドではなく、ルキア独自のカラー「レディゴールド」を採用したソーラー電波時計。ローマンインデックスのダイヤルが華やかさを与え、凛としたトノー型ケースと柔らかな印象を与える2トーンのラウンドケースという個性の異なるものとなっています。

情報提供:セイコーウオッチ株式会社

(咲村珠樹)