フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」で、いくえみ綾さんの人気コミック「いとしのニーナ」が、岡田健史さん主演で映像化されることが決定。2020年春、全8話の連続ドラマとして配信予定です。

 「いとしのニーナ」は、幼なじみが起こしたある拉致事件をきっかけに、憧れの美少女・ニーナのボディーガードをすることになった高校生・厚志の、不器用だけど純粋でまっすぐなラブストーリー。主に10代を中心とした読者層に話題となった作品です。

 主人公の高校生・外山厚志を演じるのは、ドラマ「中学聖日記」での大抜擢で一気に注目を浴びて以降、CMや映画、ドラマや写真集など、各方面で活躍中の岡田健史さん。今作で初のヘタレキャラに挑みます。

 岡田さんは「主演という大役を授かりとても嬉しいのと同時に身が引き締まる思いです」と話し、「今作品は、いくえみ綾先生の作品を実写化したもので、原作に忠実に再現しつつ、我々スタッフ、キャスト一同でしか表現できないものを表出していますので、その中でダメダメ男子っぷりに注目して頂けると幸いです」とコメント。そして、「少女漫画界に君臨されるいくえみ先生の作品に参加できることがとても嬉しいです。皆様、是非ご覧下さい」と呼びかけました。

 岡田さんが、親友が事件を起こしてしまった状況の中、歯がゆさや使命感、友情や恋心、それに対する葛藤などで、ひとりの男として成長していくという、一筋縄ではいかないラブストーリーをどう演じるのか、期待と注目が集まります。

 また、原作者のいくえみ綾さんは、今回のドラマ化について、「この度はフジテレビさんのFOD作品として『いとしのニーナ』をドラマ化していただくことになり、大変光栄でございます」とコメント。

 さらに、「少し昔の作品で、少し危険を孕む内容ではありますが、私の描きたかった事を忠実に脚本にしていただきました」と満足している様子。「岡田健史さんをはじめ、若い方達に演じてもらうにあたり、ダメダメなキャラ達がどのように動いてくれるのか、楽しませてくれるのか、ドキドキさせてくれるのか、今からとても待ち遠しいです」と期待を寄せていました。

 いくえみ綾さんが「たくさんの方々に観てもらえると嬉しいです。よろしくお願いいたします」と語る、ドラマ版「いとしのニーナ」は2020年春の配信予定です。

情報提供:株式会社フジテレビジョン

(佐藤圭亮)