寝室のドアを開けると、床には割れた植木鉢、散乱している土、横たわる観葉植物のモンステラ……。そして、すぐ横にニャンコ。ある意味、“事件”な光景を目にしてしまったのは、「コイズミ学習ブック」(白泉社)などを代表作にもつ漫画家のこいずみまりさん。いったい、何が起こったのでしょうか?

 こいずみさんは2月2日の夜、自身のTwitterに「帰宅してドアを開けました」というコメントと、1枚の写真を投稿。その写真には前述したような、思わず目を覆いたくなるような光景が広がっていました。

 いったい誰がこんなことを……やはり第一容疑は写真に写るマロくん(3歳/オス/雑種)かな? 性格は、こいずみさん曰く「普段そうでもないのに、時々スイッチが入ったように甘えてくるときがあります」とのこと。ちなみに甘えてくるのは、こいずみさんが忙しい時。好物は、乾しカマだそうです。

 こいずみさんに話を伺ったところ、この日は朝から外出していて、帰宅したのは午後7時半ごろ。帰宅後すぐトイレに入ったそうなのですが、寝室のドアを開けた旦那さんが「うわああああ!」と声をあげたため、トイレの中から「どうかした?」と聞いたら、旦那さんから「見ればわかる」という返事が……。

 トイレから寝室に向かう、こいずみさん。ドアを開けた瞬間について「絶句でした」と話し、「外出で疲れていたのもあって、すぐには片づけられませんでしたね」と、“事件”直後の心境を教えてくれました。

 「片づけ自体は、すぐ終わったのですがモンステラ(植物)の植え替えが大変でした」と語る、こいずみさん。「まずホームセンターで鉢を買ってくるところからなので!」と怒りを抑えられない様子。寒い中で震えつつ植え替えを行ったそうです。

 「売り物みたいにキレイに育っていたモンステラが、ボロボロです……復活してくれるだろうか……」と心配しているこいずみさんですが、実は数か月前も、高い所に置いていたコーヒーの木を落とされているとのこと。

 一度ならず二度までも……。ところが、こいずみさんから「写真にはマロちゃんが写っていますが、ウチは他にも猫がいるので、マロちゃんが犯人かどうかは、実はわからないんですよね~」という新たな証言が……!なんと、こいずみさんの自宅には猫ちゃんが、マロくん含めて8匹(すべて保護猫)いるとのこと。

 こいずみさんは、「『ふ~、片づけるか……その前に撮影しとこ』と撮ったら、『なになに??』って感じで(マロくんが)入ってきたのです」と話し、「もしかしたら、片づけを手伝ってくれるつもりだったのかも!?」と教えてくれました。一瞬でもマロくんを疑ってしまった自分(筆者)を殴りたい……。猛省。

 植え替えたモンステラの写真にもマロくんがしっかり写っています。迷宮入りとなってしまった今回の事件。犯人?犯猫?が捕まっていないので、同じような被害が出ないことを祈るばかりです。以上、現場からでした。

<記事化協力>
こいずみまりさん(@koizumimari1)

(佐藤圭亮)