いろいろな場所を調査する宇宙人ジョーンズの姿を通じて、そこで頑張る名もない人々を応援するサントリーBOSSのCMシリーズ。2020年2月4日からオンエアが始まった新作では、東北・石巻漁港で俳優の光石研さんと、モデルのゆきぽよさんが共演しています。

 今回、東京から東北新幹線に乗って宇宙人ジョーンズ(トミー・リー・ジョーンズさん)が向かったのは、宮城県の石巻漁港。日本有数の水揚げ量を誇る漁港です。

 そんな石巻漁港で働き始めたジョーンズ。冬の寒さに負けない活気ある水揚げ風景の中、魚が入れられた大きなタンクに、スコップで氷を入れていきます。


 光石研さんとゆきぽよさん演じる先輩から「何しにきたの?」と問われたジョーンズは、魚と氷でいっぱいになったタンクを軽々と持ち上げながら「調査デス」と一言。その怪力に光石さん、ゆきぽよさんは驚愕。



 水揚げ作業が終わり、岸壁で海を眺める光石さんとジョーンズ。「東京からだろ?……東京は盛り上がってんだってなぁ」と、光石さんはジョーンズに話しかけます。

 「だけど俺はこの町で、いつも通り働くことに、プライド持ってんだ」と続ける光石さんの言葉に、東北に生きる人々の姿が重なります。


 ジョーンズの「この惑星の東京以外の場所は、今年も負けていないようだ」というつぶやきとともに、光石さんが「東京も頑張れよー!」と海に向かってエールを送る様子が印象的です。

 トミー・リー・ジョーンズさんは以前から漁師という職業をリスペクトしていたそうで、今回の撮影で、その思いを再確認したとか。衣装も初めて着るものでしたが「防水もしっかりしていて、こういうところでは、まず濡れないことが一番防寒に大事なので、よくできていると思いました」とのこと。

 モデルのゆきぽよさんは、これが初めての本格的なお芝居とあって、撮影中は少々不安だった様子。撮影の合間、光石さんに相談する場面もあったといいます。光石さんからは、驚く演技よりも普通に歩く方が難しい、と言われてお芝居の奥深さも感じたそうで、この撮影を経て、もっとお芝居をしてみたいという言葉も口にしていたとか。

 光石さんはトミー・リー・ジョーンズさんとの共演に「パワーをいただいたような気がした」と語り、一挙手一投足をずっと見ていたといいます。撮影中も至福の時間だったとか。自分の仕事にプライドを持って一生懸命働く、という今回の役は俳優の仕事にも通じるとも語っていました。

 サントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ・漁港」篇は30秒と60秒の2パターン。2020年2月4日から、全国のテレビでオンエアされています。

情報提供:サントリー食品インターナショナル株式会社

(咲村珠樹)