人が猫じゃらし持って「遊ぼっか~」と猫にキラキラした目を向けても無視することがあるのに、逆の時の圧がすごいのは猫あるあるかと思います。人が集中している時の“猫いますよ”アピールの仕方に「カワイイ」「あるある」の声が集中しています。

 実はくろあん君が本名のはずの、ろん君。最近では、飼い主のAKRさんがろん君との生活絵日記や、ろん君の写真をツイッターに投稿すると、たちまち一気に拡散するほどに大人気な黒猫として知られるように。LINEスタンプや単行本「黒猫ろんと暮らしたら」も大人気となりました。

 と、言うのも、ろん君のやることなす事を描くAKRさんの愛情ダダ漏れな漫画や写真ががホントに可愛くて。ろん君、実は人懐っこい大柄な保護猫ちゃん。保護当時から既に大きく、体を伸ばせば1m近くに、体重は8kg弱。どこかに大型種の血筋が混ざっているのではと思う程なのですが、そんな大柄で分かりやすい(時に闇陰などに紛れて姿を隠す)黒猫ろん君、結構甘えん坊でかまってちゃん。

 そんなろん君、かまって欲しい時のアピールもバリエーションがあるようです。ある日の絵日記から。

「飼い主がなにかに夢中になってるときの、ねこの存在感アピールが様々でかわいくて好きや…という絵日記
ろんさんはとにかく視界に入りさえすれば飼い主がかまってくれると思ってるタイプ」

 控え目バージョンな時のろん君は、携帯ゲーム機で遊ぶのに夢中になっているAKRさんを近くでじっと見つめてみたり、手に持つ携帯ゲーム機の横から顔をのぞかせてみたり、左右に揺れて視界にチラチラ入ってくるなど。

 それでも反応してくれないとなると、ろん君、アピールも大胆に。ゲーム機を持っている下からぐいぐいと頭を突っ込み、画面の前へ。さらに顔面3cmまで近づいてくるという大胆アピール。ちょ、待って!そこでそれやられるとこっちがやられるって!!

 素早い動きやコマンド操作が必要なゲーム中にこれをやられると、思わず立ち上がって膝の上の猫をずり落としてしまうこともあったりなかったり(筆者はありました)。結局、ろん君たら最後までかまってもらえずに拗ねて転がってしまった様子……。

 寝転がってスマホ触っていたりしても同じようなこと、なりがちですよね。リプライにも似たようなエピソードが続々。しかし、「スマホのハジをかんでくる」までは分かりますが、「うちの猫は急に顔面を殴ってきますね」と、かなりアグレッシブな子もいる様子……。

 ちなみに筆者宅では年も落ち着いてきたせいか、膝の上で寝るのが好きな猫が2匹。至って平和……なのですが、横になっていながらスマホを見ていたりすると、顔面とスマホの間に割り込まれます。わざとか?わざとなのか??そして仰向けになっている時にみぞおちで落ち着きにくるの、やめてもらえませんかね?お腹つらいんですけど(と言いながら爪を立てられないように用心しながら剥がす)。

<記事化協力>
AKR@黒猫ろんさん(@bou128)

(梓川みいな)