東京都渋谷区宮益坂に1月31日、進化系たらこスパゲティ専門店「東京たらこスパゲティ」が開店。進化系のたらこスパゲティとは、いったい何なのか?オープンに先立ち、お披露目試食会が1月29日に開催されたので行ってきました。

 お店のコンセプトは「頑張る女性を応援する全力飯。」とのこと。場所は以前まで「かつや」があったところで、1階は調理風景も楽しめるカウンター席、2階はカウンターの他にテーブル席もありました。店内は木目調でおしゃれな雰囲気。女性1人でも入りやすい感じがします。

 試食会で注文できるのは、「炙りたらこのお出汁スパゲティ」(979円/税込)と「素たらこスパゲティ」(979円/税込)、そして「とろろ明太 大葉のソース」(1309円/税込)の3種類。

 ちなみに1月31日~2月5日までは、この3種類のみで営業し、オープン特別価格として「炙りたらこのお出汁スパゲティ」と「素たらこスパゲティ」が税込500円、「とろろ明太 大葉のソース」が税込800円で提供されるとのことです。

 どれにしようか迷ったのですが、広報さんによれば「炙りたらこのお出汁スパゲティ」が一番のオススメとのことなので、注文してみました。店内は満席に近かった(この日は「シークレットオープン」ということで、メディアだけでなく一般の方もいました)のですが、意外と早く料理が運ばれてきました。

 見た目は鮮やかで、和食屋さんでうどんを注文した感覚。パスタの上には、ノリ・ミョウガ・ネギ・トビコ・ゴマ・大葉が盛り付けられていて、真ん中に炙ったたらこがドン!と乗っていました。

 パスタには、すでにたらこソースが絡められているため、最初は出汁をかけずにそのままで実食。……ゴマや大葉の風味がタラコに合う!そして、真ん中に乗った炙りたらこも香ばしくて存在感バツグン、もちもちしたパスタとマッチしていて美味しかったです。

 ちなみに、このパスタは希少な国内産硬質小麦を使用。もちもちの食感はもちろん、風味や味わいにもこだわって生まれた特別な生パスタなんだそうです。

 さらに今度は、お店で毎日作っているという鰹と昆布の合わせ出汁をかけて実食。なんだかウナギのひつまぶしを食べているような感覚ですが、この出汁が豊潤な香りとパスタの旨味を引き出していて、お箸で食べていることもあってか、うどんのようにスルスルと口の中に入っていきます。気づいたら完食していました。

 せっかくなので、もう1品注文してみることに。次はシンプルに「素たらこスパゲティ」にしました。こちらは、たっぷりの生たらこと発酵バターでシンプルに仕上げられた逸品。お好みで“追いたらこ”もできます。

 もちもちしたパスタと自慢のたらこを存分に味わえるスパゲティで、筆者はこちらのほうが飽きずに何度でも食べられそうな気がして、シンプルですが好きかもしれません。こちらも、もちろん完食しました。

 記事の冒頭で「頑張る女性を応援する全力飯。」がお店のコンセプトと紹介したため、量が少ないの?と思った男性もいるかもしれませんが、そんなことはありません。しかも、+200円(税別)で大盛りにできたり、定食(生姜の炊き込みご飯またはサラダ+本日のおばんざい)にできたりもするので、男性でも十分お腹いっぱいになりますので安心してください。

取材協力:アークランドサービスホールディングス株式会社

(取材・撮影:佐藤圭亮)