M-1グランプリ2019で食べ物をネタにして優勝したミルクボーイ。大阪で画家やイラストレーターとして活躍する森田伸さんは、ミルクボーイにまつわる食べ物を使って2人を描き、話題になっています。

 森田さんは12月29日に自身のTwitterで「ミルクボーイを描きました」とコメントし、2枚の写真を投稿したのですが、写真にはなんとコーンフレークで描かれたミルクボーイの2人が写っていました。

 「おかんが言うには、その食べ物でミルクボーイが描けるって言うねん」「ほな、コーンフレークと違うかぁ~」という漫才が今にも作品から聞こえてきそう……。見れば見るほど本当に上手に、コーンフレークで2人が描かれています。

 森田さんの投稿には、2万5000件以上のリツイートと、10万件以上のいいねが付き、「凄すぎ」「センスの塊り!」「森田さん、筆を選ばず」「感動!」など、絶賛するコメントが数多く寄せられています。

 森田さんによるとこの作品は12月28日の昼頃から夕方、3時間くらいかけて作ったそう。普段はテレビなどに出てくる有名人の顔を毎日鉛筆で描いている森田さん。「今回のM-1グランプリでミルクボーイの漫才に笑い転げ、コーンフレークでミルクボーイの顔を作ろうとしましたが、ちょっとベタかなと思っていました」と、最初はあまり乗り気ではなかった様子。

 しかし、「昨日(12月28日)の昼に買い物に行った時、ケロッグのトラと目が合ってしまい、作ろうと決意しました」と、これまでの経緯を教えてくれました。ちなみに、以前はNHKの連続テレビ小説「まんぷく」の長谷川博己さんの顔をチキンラーメンで作ったところ、Twitterで好評だったとのことです。

 「お2人の表情が難しく、作りながらも何度か挫折しそうになりました」と完成までの道のりを振り返る森田さんですが、「今朝(12月29日の朝)この絵?を崩して牛乳に浸して食べました。格別でした!」と話していました。きっと苦労した分だけ美味しかったのでしょうね。

 今回の投稿には「次は最中でお願いします」というコメントも寄せられていましたが、次回はいったいどんな作品が完成するのか、本当に楽しみです。

<記事化協力>
森田伸さん(@moritax321)

(佐藤圭亮)