奇跡的な瞬間は、いつ・どこで起こるかわかりません。そのため、その瞬間を写真で撮るのは、なかなか難しかったりするのですが、大学生の財津徳守さんは自身が通っている学校で、見事に“奇跡的な瞬間”を撮影することに成功したそうです。

 財津さんは12月24日のクリスマスイブに、自身のTwitterで「ネコがコマ撮りみたいになってた」というコメントと共に、1枚の写真を投稿。そこには、4匹の猫が写っていたのですが、等間隔で縦に並び、こちらに近づいて来るように見え、財津さんの言う通り、まるで「コマ撮り」で撮影したかのようになっています。

 クリスマスイブに起きた奇跡とでも言うのでしょうか……。当時の状況を詳しく知りたかったので、財津さんにお話を伺ってみたところ、これは12月24日のお昼すぎ、ランチから教室へ戻る途中で目の当たりにした光景とのこと。学校周辺に住居はないため、普段は屋外で暮らしている野良猫たちだそうです。

 財津さんは、この光景を見た時、本当にビックリしたそうで、「まず4匹も野良猫がいることに驚きましたし、彼らの姿が似ていたこと、コマ撮りのように連なっていたことにも驚きました」と、当時の心境を明かしてくれました。たしかに、誰が見てもこれは二度見レベルで驚いてしまいますね。

 また、「自動ドアから漏れる暖房が目当てかと思います。入ろうとしていたわけではなく、暖かさを求めての行動かと思います」と、この行動の理由を語ってくれました。ということは、この列は暖房待ちの列……?

 財津さんの今回のツイートには、約4万件のリツイートと、13万件以上のいいねが付き、「何故こんなことに!」「芸術作品みたい」と、みなさん驚いている様子。また、中には「だるまさんがころんだ」をやっているのでは?と、コメントする人もいました。

<記事化協力>
財津徳守さん(@REUS_tohoku)

(佐藤圭亮)