紅葉の時期も終わりに近づき、春に向けて桜の木も葉を落とし始めています。赤く鮮やかだった葉の色も、すっかり茶色。その茶色の葉っぱがスズメに変身した様子に、多くの人から感嘆の声が上がっています。

 New草花あそび研究所の所長で、「あたらしい草花あそび」「作ってびっくり!かわいい草花あそび」を刊行しているinoriさん。ツイッターで、日々季節の植物を使った動物やお人形など、自然と触れ合いながら楽しめる遊びを紹介しています。

 先日も、イチョウの葉っぱで黄色いバラの花を作って大きな反響を呼んでいましたが、今回は桜の落ち葉を使っています。

 「桜の茶色い落ち葉でスズメを作りました。本日行った公園では桜の落葉はほとんど茶色になっていました。茶色も可愛かったのでスズメを折りました。五羽くらい折っているとだんだん形が決まってきて、結局十羽くらい折りました」と、ツイートとともにスズメを葉っぱで折っている様子や出来上がりの状態の写真を投稿しています。

 そのすぐ下のツイートで、動画で作り方の説明を載せていますが、わずか1分ちょっとで落ち葉を折り紙のようにスズメの形に折り上げていくさまは、ちょっとした手品を見ているような感覚にも陥ります。こんな立体物になるなんて、不思議……。

 この様子を見た人たちからは、「スズメの特徴を捉えて、ここまで再現できるなんて本当に凄い」「ちゃんとスズメなのがほんとに凄い!」などなど、冬のスズメのちょっと丸っこい雰囲気まで出ているのにビックリ。そしてその可愛さに思わず頬を緩ませています。

 実際に作った人は、葉っぱが乾燥していたからかパリパリと割れてしまったとのこと。あまりカサカサとした、乾燥している葉っぱは工作には向かないみたいです。

 inoriさんによると、「乾燥した葉でも5分くらい水につけると折れるようになります」とのこと。きれいな状態の葉っぱを見つけたら、諦めずにしばらく吸水させてみるといいかもしれません。持ち帰らずにその場で作ってみる場合は、公園の水道で葉っぱを洗って水けを落としてから折ると作りやすいようです。折り上がったら、1分ほど押さえておくと、しっかりと折り目が付いて崩れなくなるそうですよ。

 同じ桜の葉っぱでも、シュッと長めのものからずんぐりとした丸っこいものまで、個性は色々。同じ人間でも個性が全く同じ人がいないのと同じように、どの動物も草木も、生きているものは似ているものはあれど、全く同じものはほとんどありません。

 親子で外遊びやお散歩をした時などに、いくつか違う個性の葉っぱを見つけて、温かいおうちの中でスズメの形に追って遊びながら、桜という種類でもこんなに個性が違うんだよ、みんな違ってみんないいよね、なんて話ができるといいですよね。

<記事化協力>
inoriさん(@kusabanaasobi)
ブログ:太陽と大地といのり♪『New草花あそび研究所』
(梓川みいな)