これからの時期、飲酒の機会や凍結などで事故が起きやすくなってくる頃。福井県のあわら交通安全協会が保育園の園児らとともに、「飲酒運転 交通事故 大根絶キャンペーン」と道行くドライバーらに大根を配り、交通安全を呼び掛けていました。しかし大根の大きさに思わず困惑してしまった、という人も……。

 「普通に車運転してたら大勢の警察と保育園の児童たちのいる場所で停められて、何かと思ったら警察に窓叩かれてチビッ子さんに『車の運転に気をつけてくだしゃい』とか言われて大根渡されました…。交通安全には十分気をつけるけど、ゴメンこのメチャメチャ大きな大根どうやって消化すれば良いの」と、その大根の大きさをツイッターに投稿した、ネットユーザーの高橋けーすけさん。

 高橋さんのパソコンの前には、「飲酒運転 交通事故 大根絶キャンペーン」の文字がでかでかと縦書きされた紙の付いた、大根丸ごと1本。その紙に書いている小さい文字の文章をよく読んでみると「だいこん絶とだいこんは食べ過ぎても当たらない!ということで掛けてみました」という言葉が。

 福井県あわら市のあわら交通安全協会、あわら警察署と地元のこども園が共同して交通安全キャンペーンを展開しているようですが……。確かに、男性の一人暮らしにはちょっと多過ぎるかもしれません。

 大根を前に途方に暮れている高橋さんの、リプライ欄は大根の大量消費メニューや保存方法などのアドバイスが続々と寄せられ、さながら大根大量消費スレッドといった状態に。

 大根は、使い道に応じてカットして冷凍しておけば、みそ汁の具や煮物、味染みのよいおでんなど、様々な用途に使える冷凍食材になります。大根おろしにしても冷凍しておけるので、ちょっと大根おろしが欲しい時にも便利。とまぁ、主婦の知恵的なリプライが寄せられているわけですが……、調理になれていない人にとっては大根1本を冷凍保存用に処理するのは少し大変なことかもしれません。

 もう、こうなったらどこかで鍋パーティーを開いてもらって、そこに大根持っていく宣言をするのが手っ取り早そうですね。

<記事化協力>
高橋 けーすけさん(@RbAncM5pMqYHRBF)

(梓川みいな)