足元が冷えてくる秋の終盤、オフィスで冷え対策をしている人も多いと思いますが、猫社員がいる場合は注意しないと!というツイートが話題になっています。

 この猫社員がいるオフィスは、大阪で消防用設備等の施工・点検を行っている「青木防災」のオフィス。ツイッターと消防関係の啓発ブログには、度々タマスケ課長が広報兼マスコット的に現れ、見る人の心に癒やしになっています。

 そんなタマスケ課長、ハナコ警備課長(犬)とともに社員の癒やし兼遊ばれ役として役立っていますが、時には社員がびっくりさせられることも。

 「【※注意】
足元にホットカーペットを設置する場合、電源をONにしたまま席を離れると、下に猫が入り込む恐れがあります。そのまま気付かずに再び両足を乗せると、大変危険な『ニャ~』が聞こえる惨事になります。また、どうしようもなく冷える際は、必ず許可を取ってから猫の下に足先を忍ばせましょう」

 と、個人用ホットカーペットの下に潜り込んでいる現場を押さえられた動画がツイートともに投稿されたのですが……。タマスケ課長、猫ふんじゃったにならなくて良かった……。

 ツイッター民からは、タマスケ課長かわいいの声が飛び交う中、「事前に気づいて良かった!」「潜伏先を転々とするタマスケ容疑者」など安堵と面白がる声も。ツイッターの公式モーメントにまでなった時には、青木防災の中の人さんもさすがに驚いた様子で、「私も、想定外でした。何が受けるかホントにわかりませんね」とコメント。

 青木防災の公式アカウントに、タマスケ課長が出てこない日はないのでは、というほど広報課長としてさまざまな様子を見せていますが、時には危険予知トレーニングとなりそうな事例を、身をもって教えようとしてくれていることもあるようです……(?)。

 危険となりそうな箇所を察知して、災害となりうる状態を防ぐ「危険予知トレーニング」は防災設備の設置施工を行っている会社や、工事現場などで働く人たちにとって欠かせないトレーニングなのですが、猫のトリッキーな動きは、このトレーニングにも一役買っていそうな気がします。

 これがハナコ課長だったら、潜らずにホットカーペットの上に陣取るだけで終わってしまいそうですが、タマスケ課長は猫だけに、ホットカーペットの上にも下にも、そして部下の椅子にまで陣取るということがしばしば。時にはデスクの狭ーい隙間に入り込んでいることも。

 オフィス猫は、こうした危険予知トレーニングを机上だけではなく実践的に行える存在なのかもしれませんね(?)。

<記事化協力>
青木防災さん(@aokibosai)

(梓川みいな)