10月25日~27日まで開催するフィギュアの展示・販売イベント「TAMASHII NATION 2019」の新商品発表会&内覧会が10月24日に開催。お笑い芸人の竹山隆範さんと尼神インターの2人も出席し、会場を盛り上げました。

 「TAMASHII NATION 2019」は、大人向けコレクターズ商品の統一ブランド「TAMASHII NATIONS(タマシイネイションズ)」のイベント。10月25日(金)~27日(日)の3日間、秋葉原UDXとベルサール秋葉原の2会場で開催されます。

 2019年の「TAMASHII NATION」は、「変形 合体 可動」をテーマに、秋葉原UDXはロボットにフィーチャーした「Robot Center」を、ベルサール秋葉原は可動フィギュアをメインにした「Figure Base」をそれぞれ展開。それに先駆け、10月24日に、お笑い芸人の竹山隆範さんや尼神インターの誠子さん、渚さんも出演する、メディア様向け新商品発表会&内覧会が開催されました。

 新商品発表会が始まると、竹山さんと尼神インターの誠子さん、渚さんが登場。超合金という文字が書かれたTシャツで登場した竹山さんは、「小さい時、家がお金持ちだったので、すごい超合金を持っていた。でも、お父さんの会社が倒産して全部無くなったんですけど……」と話し、さっそく会場を笑わせていました。

 一方、尼神インターの誠子さんは「フィギュアも大好きだし、フィギュアが好きな男子も大好きです」と挨拶。すると、渚さんから「いらん、情報や」と突っ込まれていました。その渚さんは「家がクソ貧乏やったんで、今ちょっとずつお金もいただけるようになって、おもちゃを見ながら酒を飲むのが楽しみ」と話し、今度は逆に誠子さんから「いらん情報やわ」と突っ込まれていました。

 最初は「変形」がテーマ。ステージに、「DX超合金 劇場版 VF-1S ストライクバルキリー(一条輝機)」(2019年11月発売予定/税込1万9800円)が登場すると、3人とも「カッコいい!」と感激していました。ちなみに、司会の方曰く「ロボットフィギュアの世界に変形を取り入れたのは、バンダイグループの『ポピー』から1975年に発売された、『DX超合金 勇者ライディーン』が最初」とのこと。当時、ライディーンからゴッドバードに変形するギミックは斬新でした。

 竹山さんは「超合金だから、ずっしりとはしているけど、軽い。高級感がある」とコメント。誠子さんは「ディテールがめっちゃ細かい」と感心していました。また、ファイターからバトロイドに形態を変化させる映像をみて、竹山さんは「これは欲しくなるねぇ」と、子供のような目をしながら楽しそうに話していました。

 続いては「合体」がテーマ。次にステージに登場したのは、「超合金魂 GX-88 機甲艦隊ダイラガーXV」(10月26日発売/税込3万8500円)。このロボットが何機の乗物から合体して出来ているか?という問いに、竹山さんと渚さんは「10機」、誠子さんは「12月生まれだから、12機」と回答すると、今度は2人から「関係ないだろ」と突っ込まれていました。

 正解は「15機」。1982年の放送当時、合体ロボ史上最多として話題になりました。これには一同ビックリ。実際に「15機」のメカが登場すると、「これが、これになるの!?」と、驚く竹山さん。しばらくの間、ずっと無言で合体させようと組み立てた後「やっべぇ、これ面白いなぁ……」と、つぶやいていました。

 そして、3つ目のテーマ「可動」。このテーマでステージに登場したのは、「METAL BUILD エヴァンゲリオン初号機」(発売中/税込2万4200円)!その、あまりのクオリティーの高さに「うわぁ!なにこれ!」「スゴイ!!」と、3人とも驚嘆の声を上げていました。

 実際に触ってみると、その可動域に、誠子さんは「私よりも柔らかい。なにこの人間みたいな動き!」とコメント。しかし、相方の渚さんは「エヴァンゲリオンのパチンコ、よく打ってました」とボケると、竹山さんに「渚、今日パチンコじゃないから」と、冷静に突っ込まれていました。さらに、「どこか動かないところあるかな?」と、全関節をチェックする渚さん。「全部、動く……!」と、あらためて驚いていました。

 また、新ブランド「Figuarts mini」のセーラームーンも登場。「かわいい!」と、目をキラキラさせる誠子さん。渚さんも「テンション上がる!」と喜んでいました。実際にアニメを見ていたという2人。竹山さんから「渚は見てないでしょ?」と言われると、「私、めちゃめちゃ『月に代わって、お仕置きよ』って言ってましたもん」と返していました。

 「セーラーマーキュリーが好きでした」と語る誠子さん。「だから、ヘアスタイルを水野亜美ちゃんみたいにしてる」と話していましたが、「全然違うわ」と渚さん。竹山さんも「まぁ、本人が思っているならね……」と、冷たい反応でした。

 愛くるしい瞳が特徴の「Figuarts mini」のセーラームーン。尼神インターの2人も、フィギュアの目をのぞき込み、「めっちゃキラキラしてる!」と感激。「全部、揃えたい」と話していました。また、誠子さんは過去にハロウィンでセーラームーンのコスプレをしたことを明かすと、竹山さんから「2度としないで」とマジ注意されていました。

 最後に、1988年に放送された名作ロボットアニメ「魔神英雄伝ワタル」の新プロジェクト「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」新作アニメPVが、今回の「TAMASHII NATION 2019」で公開されることが発表されました。

実際にPVが流れると、ワタルや虎王、ヒミコなど、お馴染みのキャラクターはもちろん、後半部分では新たな魔神「龍蒼丸」と「龍戦丸」が登場。懐かしくも面白カッコいい映像となっていました。「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」は、2020年春から展開されるとのことです。

 新商品発表会終了後は、「TAMASHII NATION 2019」が開催される、秋葉原UDXとベルサール秋葉原の2会場の内覧会。秋葉原UDX 2Fの「AKIBA_SQUARE」では、ロボットにフィーチャーした「Robot Center」を展開。入口には巨大な「METAL BUILD エヴァンゲリオン初号機」「VF-1S ストライクバルキリー(一条輝機)」「超電磁ロボ コン・バトラーV」がお出迎え。最初から期待が高まります。

 展示されているフィギュアには、懐かしのロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」のフィギュア(国内初出)や、国内初出がズラリと揃った「エヴァンゲリオン」ゾーン。筆者個人的には「エヴァンゲリオン8号機β 臨時戦闘形態」に感涙です。

 そして、ベルサール秋葉原の会場では、可動フィギュアをメインにした「Figure Base」を展開しています。

 こちらの筆者個人的、胸熱ゾーンはウルトラマンエリア。筆者が一番好きな「ウルトラマンエース」のフィギュアが国内初出で、これまた国内初出のヒッポリト星人のフィギュアと対峙しています。

 ウルトラマンエースとヒッポリト星人と言えば、エースを助けに駆けつけた、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャックのウルトラ4兄弟がブロンズ像に変えられてしまった、あの衝撃のシーン。こういう小さい頃の思い出がよみがえるのも、フィギュアの良いところですよね。

 この他にも、「大猿ベジータ」のフォトスポットやフィギュア(国内初出)があるドラゴンボールエリア、「NARUTO 絆Relation」シリーズの国内初出となるナルトとサスケのフィギュア、「名探偵コナン」の人気キャラ、赤井秀一のフィギュア(国内初出)を含むコナンエリアなど、見どころ満載です。

 「TAMASHII NATION 2019」は、10月25日(金)~27日(日)の3日間、秋葉原UDXとベルサール秋葉原の2会場で開催されています。

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取材協力:株式会社 BANDAI SPIRITS

(取材・撮影:佐藤圭亮)