2020年東京大会を控え、オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナー、パナソニックは世界4か国(日本・中国・フランス・アメリカ)の学生を対象に、スポーツの価値や魅力を拡張するアイデアを募集する国際コンペティション「SPORTS CHANGE MAKERS」を開催すると発表しました。

 常に進化を続けるスポーツと技術。2020年大会では、これまでにない観戦体験の実現も予想されます。そこでオリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーであるパナソニックは国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の協力のもと、スポンサーカテゴリーの「映像・音響」機器を使って、競い合う楽しみ方や観戦の方法など、これまで以上にスポーツの価値や魅力を広げるアイデアを学生を対象に募集することに。

 このコンペティションのテーマは「GOING BEYOND BARRIERS」。「障壁を超えろ」の言葉通り、性別や年齢、国境や時間、障害の有無など、あらゆる固定概念やバリアを乗り越え、オリンピックやパラリンピックを通じて、スポーツの新たな価値や魅力を生み出すアイデアを募集するというものです。


 対象となるのは、日本をはじめ、中国、フランス、アメリカの学生。日本では応募時点、また2020年8月24日時点で日本国内の大学・大学院、高等専門学校、専門学校に在学していることが条件となります。在学していれば国籍・年齢は問わず(社会人は不可)、グループの場合は代表者を含めて3名以内となっています。

 アイデアの審査基準は「課題/問題意識に対しての新規性・革新性」「社会問題との結びつき」「アイデアの創造性」「ソリューションの独自性」「ソリューションの実現可能性」の5つ。最終まで勝ち抜いたチームには、東京2020パラリンピック開会式および同大会1競技の観戦に招待するほか、東京2020大会の次に夏季大会が開催されるオリンピック・パラリンピック関係団体(IOC・IPC・パリ2024組織委員会)に対し、将来大会の採用に向けたプレゼンテーションを行う権利を提供するといいます。

 募集期間は2019年9月26日~2019年11月15日23時59分。一次選考の結果発表は2019年11月下旬、二次選考は2019年12月14日にパナソニックセンター東京で開催されます。

 最終選考は2020年8月24日。コンペティションのデモ制作やプレゼンテーションをパナソニックセンター東京で開催する予定となっています。募集告知動画には、募集テーマ「GOING BEYOND BARRIERS」を象徴する、障害の有無や性別など様々なバリアを乗り越えて挑戦するアスリートが登場。各人の夢を織り交ぜ、壁を越える意義を伝えています。

 新しいスポーツの魅力はどこにあるのか。学生の発想が試されます。コペティションについて詳しくは「SPORTS CHANGE MAKERS」特設サイトに掲載されています。

情報提供:パナソニック株式会社

(咲村珠樹)