お給料も入り、「今日は可愛い服を買うんだ」と意気込んでショッピングに出るも、試着したら「ナンカチガウ……」となること、往々にしてあったりします。そんな話を描いた漫画がツイッターに投稿されています。

 この漫画を描いたのは、イラストレーターでLINEスタンプのクリエイターでもある“モフ缶”さん。

 とあるお店で服を見ていて、そこで見つけた、可愛いワンピースに一目ぼれ。しかも可愛い上に会社にも着て行けそう、そして着るのも楽ちん。そんな事を思っていたら、店員さんに「ご試着されますかー?」と。

 さっそく試着室で着てみると……。「強さ……」ひと言で言い表すとそんな感じ。試着前には肩のラインがふわっと見えた可愛い服なのに……着てみるとふわっどころか、カクッカクッ。肩の形がより強調されて、なんだか強そう。

 鏡にうつった自分をみて「肩のわずかな……女性らしい膨らみを私が着ると、強さに変えてしまう……袖の半端な丈も、ワイルド感出ちゃう……。思うてたんと違う……」と、語る主人公。そこはかとない絶望感とともに、店員さんに服を返し、とぼとぼその場を後にしたのでした……。

 今回のお話。どうやらいかり肩さんや肩幅ひろめ体型さんにとっての、悲しい洋服選びあるあるだったようです。このため同じ悩みを抱えた人は多かったようで、「分かる!」の声が殺到。

 肩幅が広め体型や、いかり肩と呼ばれるタイプの人は、カチッとしたスーツやフォーマルワンピース、あまり飾りのないスッキリとしたラインの服などはかなりかっこよく着こなせるタイプでもあります。しかし、今回のような肩のデザインがぽわんと可愛らしい服は、逆に肩をより強調してしまうこととなり、着たときの印象が「ガンダム!!」もしくは「筋肉ムキッ!」となってしまうことに……。

 ちなみに、うちの編集長も肩幅広めさん。ガチッとした、肩の作りをしているのでこの辺の苦労を聞いてみると、やはり肩がふわっとした服はどうしても「肩にガンダム感が出てしまうので避けている」という話。しかも最近はウエスト周りも気になっているそうで、「一歩間違えるとドム」ということで、できるかぎり肩はすっきりしたものを着る&ウエスト周りを意識し毎日腹筋運動も行うよう心がけているそうですよ。
 

<記事化協力>
モフ缶さん(@peroty6e)

(梓川みいな)