長い間、テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」でジャムおじさんの声を担当していた声優の増岡弘さんが卒業を発表。それを受けて、バタコさんの声を担当している声優の佐久間レイさんが感謝のメッセージを送りました。

 8月5日、日本テレビから「それいけ!アンパンマン」で、31年間ジャムおじさんの声を担当した増岡さんの卒業が発表されました。同時に、「サザエさん」(フジテレビ系列)のマスオさんの声も卒業することが発表されたため、アニメファンに衝撃を与えました。

 そんな増岡さんと「それいけ!アンパンマン」で長年コンビを組んでいたのが、バタコさんの声を担当していた佐久間さん。発表を受けて、佐久間さんは翌日の8月6日に、自身のTwitterで増岡さんへ感謝のメッセージを送りました。

 「隣の席にいるはずの人が居ない。その事に慣れるのは難しい」と、現在の心境を吐露した佐久間さん。

 「ご卒業と言う道を選ばれた増岡弘さん、今までずっと居てくださった事に改めて感謝です」と自身の気持ちを伝えると、「これからもずっと一緒です。チーズと共に頑張りますね 長い間ありがとうございました!」と、増岡さんへメッセージを綴りました。

 最後の「大好きなジャムおじさんへ バタコより」という言葉に、涙腺が崩壊しそうになります。長年、パン工場で一緒に働いていた仲間が、突然いなくなってしまうのは寂しいですよね……。

 以前、佐久間さんはTwitterで増岡さんのことを「増岡父さん」と呼び、「血の繋がりは無いけど家族」と語っていました。また、増岡さんの誕生日(8月7日)には、アンパンマンのスタジオでお祝いする光景も恒例のようになっていました。

 本当に、アニメ同様、家族ではないけれど、家族のような存在だったことが伝わってきます。2人は、群読公演などで時々、共演されていますので、また2人の姿をTwitterで見られる日を楽しみに待ちたいですね。

<出典・引用>
佐久間レイさん(@REISAN_no_HEYA)
※画像は佐久間レイさん公式Twitter(@REISAN_no_HEYA)のスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)