2019年の7月7日は、ちょうど日曜日。笹の葉に願い事を書いた短冊を吊るして七夕会を行っているおうちも多いかと思います。そんな七夕の夜空を思わせるような、美麗なアイシングクッキーがツイッターに投稿され、その美しさに見とれる人が続出しています。

 このアイシングクッキーを制作したのは、「令和」改元時に美麗なアイシングクッキーを披露して大きな話題となった、お菓子絵本作家の上岡麻美さん。「七夕のアイシングクッキー 花の川」と題して、その制作過程を約1分の動画に収めています。

 「七夕」の文字をレタリングして型を起こして焼いたクッキーに、色と装飾を施していきます。

 「七」の字は、夜空を思わせるような深い濃紺から、下の方はうっすらと夜が明ける直前のような水色。

 「夕」の字は、七の下の色と同じ水色。バックグラウンドの色が乾いたら、それぞれの文字に装飾を施していきます。

 「七」の字には、右斜め半分に花々と星をちりばめ、左斜め半分には水紋のような模様を施しています。

 「夕」の字には、笹を描き、上の方に花々をちりばめています。

 そして出来上がった「七夕」のアイシングは、地の上から笹とともに花々が彩る天上界を眺めているかのような仕上がりに。

 この動画を見た人たちからは、「デコる前の七夕からして、美味しそう」と素焼きクッキーの焼き色加減に食欲をそそられている人が出る一方で、「素晴らしい」「美しい」「食べるのがもったいない……」といったコメントが続出。確かに、この美しいクッキーを食べるのは勇気が要りそうです……。美術品を壊してしまうような気分になりそう。

 今回の七夕アイシングクッキーは、型起こしから焼き上げ、そしてアイシングの過程に分けて2日間で仕上げているそうですが、掛けた時間自体は、全体で5時間ほどで仕上げているのだそう。アイシングを付けて乾かして、を繰り返して装飾を施しているわけですが、動画を見ていても迷いなく花々などをちりばめていく様子は、見ていて飽きないくらいです。

 今回、最初に描いたのは笹だったそうで、「短冊など飾りを描こうと思いましたが、花の川を描いたらごちゃごちゃしてしまうと思い、笹のみにしました。」とのこと。笹の葉の上に広がる、花と星の幻想的な光景……想像するとファンタジーな気持ちにも浸れます。

 上岡さんは、次に作りたいテーマとして、「次は花火か金魚ですかね!」とコメント。夏と言えば、花火や涼しげな金魚鉢の金魚たち、というイメージありますもんね。

 意欲的に作品作りに取り組む上岡さん、作品展はできるといいな、と今後の展望についても考えていらっしゃる様子。食べ物なので実物展示となると、ちょっと難しいかもですが、映像展示ならできそうな気がします。これまでの作品も含めて、鑑賞できる機会があるといいですよね。

<記事化協力>
上岡麻美さん(@asami_kamioka)

(梓川みいな)