いくら丼をイメージしたお風呂でバスタイムが楽しめるという面白宿泊プランが「鮭旅(しゃけたび)」として、滞在型リゾート「星野リゾート トマム」(北海道勇払郡占冠村字中トマム)から販売されています。

 「鮭旅」は北海道で鮭が旬を迎える、2019年9月1日~10月31日チェックインまでの間実施される宿泊企画。

 「鮭旅」というだけあり、企画内容は鮭尽くしで、宿泊する部屋は、鮭グッズが揃えられた「鮭ルーム」。

 鮭の切り身や姿柄のソファやクッション、カーテン、マグカップ、鮭柄バスタオルなどから、鮭の顔がデザインされたナイトキャップ、オレンジ色のパジャマも用意。おかげで、この部屋にいると「まるで鮭になった気分を味わえることも当客室の特徴」と紹介されています。


 そしてやはり気になるのが、「鮭ルームでしか体験できないバスタイム」と紹介される、いくら丼をイメージしたお風呂でのバスタイム。

 鮭ルームに設置されたジェットバスのお湯に、用意された入浴材を入れて泡立てごはんに見立てます。そこに、いくらがわりの直径5.5センチのボールを乗せれば、いくら丼をイメージしたいくら丼風呂が完成します。

 もちろん食事も鮭尽くし。鮭を余すところなく味わう「鮭ディナー」に、朝食では「究極の鮭茶漬け」が用意されています。鮭茶漬けで使われる鮭は、漁獲量は数千尾に1本という「遡上に備えて栄養を蓄え、脂の乗りが格別に良い鮭を使用」しているそうです。


 他にも、鮭の遡上体験を楽しむ「鮭SUP(サップ)」という、SUPに乗り波を越えていくアクティビティ体験も含まれます。SUPとは、Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)のことで、近年注目をあつめるスポーツ。鮭SUPで使用するボードには、鮭の姿がデザインされており、パドルには鮭のヒレがデザインされています。

 「鮭旅」の料金は、1泊2日は3万9100円から(2名1室利用時1名)。含まれるものは、鮭ルーム1泊、朝食「究極の鮭茶漬け」、鮭ディナー、鮭SUPで定員は1日1組(1組2名まで)の限定。

 予約受付は「星野リゾート トマム」のホームページで行われていますが、6月に受け付けスタートしているため、記事執筆時確認したところ、残りはどうもわずかな様子。詳細については、直接ホームページで確認してみてください。

<参考・引用>
星野リゾート 2019年6月3日発表プレスリリース

(宮崎美和子)