2019年7月26日から全国で公開予定の映画「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」。時空を駆ける仮面ライダージオウらと、“歴史の管理者”を名乗る謎の集団「クォーツァー」が対決することが明らかになっていましたが、6月9日に新たなゲストキャスト2名の情報が解禁となりました。

 1人目は平成仮面ライダーシリーズ第16作「仮面ライダードライブ」(2014年10月から2015年9月放映)に登場する仮面ライダーマッハこと詩島剛を演じる稲葉友さん。そしてもう1人は、“ベルトさん”としてドライブ(泊進ノ介)とともに戦った、変身ベルト「ドライブドライバー」の開発者でありベルトの意識として存在するクリム・スタインベルトを演じるクリス・ペプラーさんです。劇中では「仮面ライダードライブ」の世界が消滅の危機にある、という気になる情報も明らかになりました。

 詩島剛を演じる稲葉友さんからは、次のようなコメントが届いています。

 『また詩島剛を演じ、仮面ライダーマッハに変身出来る機会を頂けて純粋に嬉しかったです。ジオウの放送当初から「いつ出るんですか?」とファンの皆様が待ってくださっていたので、その期待に応えられるという喜びもありました。ドライブに帰ってきたわけではなく、 ジオウにお邪魔する形なので緊張していましたが、当時お世話になった方々からの「おかえり」がとても暖かく、初めましてのジオウの皆さんは先輩を受け入れ慣れてて助かりました。この映画の「お楽しみは俺からだ!」と意気込んてで仮面ライダーの世界に帰ってきました。ジオウの行く末を見守りに、是非とも映画館までひとっ走りお付き合いください。それが人間のルールらしいです。観てくれなければ確保ですね。よろしくお願いします。』

 そして“ベルトさん”ことクリム・スタインベルトは、声だけでなく姿を現しての出演となります。クリス・ペプラーさんは、次のような意気込みを寄せています。

 『出演オファーがきた時は、「キター!」って感じで、とても嬉しかったです!地中深く葬られたはずのクリムが復活すると言う事で、撮影が楽しみでした。撮影現場では懐かしいスタッフもいて、和気あいあいで撮影を行いました。僕だけ撮影1人芝居だったのですが、気持ちの中では出演者の皆さんと一緒にいるつもりでやりました。今回は「ベルトさん」ではなく「クリム・スタインベルト」を演じましたので、その違いを楽しんでいただけたらと思います。この映画は、平成から令和へバトンタッチする節目の作品ですので、ファンの皆さん1大いに楽しんでください!』

 気になる2人の登場シーンですが、クリム・スタインベルトが仮面ライダージオウらの前に突如現れ、「君たちの助けが必要だ」と助けを求めます。実はクリムの祖先を消し、クリムが歴史上存在しなくなることで、ドライブドライバーの存在をはじめとする「仮面ライダードライブ」の歴史を抹消しようとしている人物がいるというのです。

 ジオウたちは、同じくクリムに導かれた詩島剛/仮面ライダーマッハとともに、クリム・スタインベルトの存在を守るため、1575年の戦国時代へと向かいます。戦国時代でジオウたちは、一体何を目にすることになるのでしょうか。仮面ライダージオウの物語を締めくくる“真の最終回”にふさわしい、壮大な仕掛けが用意されているようです。「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」は、「竜騎士戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」とともに2019年7月26日よち、全国で劇場公開されます。

(C) 劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
情報提供:東映株式会社

(咲村珠樹)