「白丸元味」や「赤丸新味」などの豚骨ラーメンで有名な「一風堂」から、6月14日から日米同時公開される映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」とコラボしたラーメン「麺・イン・ブラック」(890円/税別)が登場。6月1日~6月30日の期間限定メニューとして、日本国内の34店舗で販売されます。映画とのコラボということで、いったいどんなラーメン? と気になっていた筆者。そうしたらなんと試食させていただけるということで、一風堂さんのお言葉に甘えて行ってきました。

 やってきました一風堂。事前にいただいた資料によると、コラボラーメン「麺・イン・ブラック」は、焦がしにんにくを使用した特製の香油でスープの表面を黒に染め、さらにブラックペッパーをふんだんに使用し、麺に“黒い”香油と“ブラックペッパー”が絡む、名前の通り「麺が“黒”に覆われたラーメン」とのこと。


 筆者が席に着くと、さっそく運ばれてきました「麺・イン・ブラック」。スープが……真っ黒!確かに麺がブラックなスープにインしてます。普段、こちらで「白丸元味」ばかり食べている筆者にとっては、いつもと違う衝撃的なビジュアルです。その姿に驚いたものの、湯気とともに焦がしにんにくの香ばしい香りが漂ってきて、食欲をそそられます。これは……いけるかもしれない。


 麺は、一風堂の通常メニューでおなじみの極細ストレート麺。トッピングは、豚のバラ肉とカタ肉2種類の部位を使ったチャーシュー、もやし、ネギ、きくらげ、辛味噌など、ある意味定番っぽいシンプルな感じですが、豚骨(白湯)スープに焦がしにんにくを使用した特製の香油やブラックペッパーが加えられたスープの存在感がハンパない。黒々と「メン・イン・ブラック」感を主張しています。


 ひと口食べてみると、まず感じるのはブラックペッパーのピリッとした刺激。それに加えて、にんにくの香ばしさがいいアクセントとして効いていて、麺もスープも美味い!チャーシューも、見た目はスープの影響でなんとなく黒くなっていますが、ブラックペッパーやにんにくとの相性もバツグンで柔らかくジューシー。さらに、辛味噌を溶かして食べてみるとブラックペッパーとは別の辛さがプラスされ、映画同様なかなか“刺激的”な味に。食べ進めるごとに顔から汗が噴き出してきますが、この刺激はクセになりそう……。もちろん、他のメニューと同様に替え玉も可能で、麺の硬さも選べます。

 あっという間に完食してしまった筆者。後日また自宅近くの一風堂で食べようと思ったのですが、広報さんによるとそこでは販売されていないことが判明。全ての店舗で販売されている訳ではないので、食べに行かれる際は、販売店舗を確認することをお勧めします。ちなみに、映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」の日米同時公開を記念して、観賞券や特製グッズが当たるキャンペーンも、一風堂のSNS上で実施するとのことです。

<販売店舗>
九州2店:太宰府インター店、博多駅店
関東18店:恵比寿店、吉祥寺店、五反田東口店、上野広小路店、新宿アイランドタワー店、ルミネエスト新宿店、駒沢公園店、豊洲店、二子玉川ライズS.C 店、みなとみらい東急スクエア店、たまプラーザ店、ららぽーとTOKYO-BAY店、千葉店、高崎店、川越インター店、大宮店、1/2PPUDO 渋谷ヒカリエ店、1/2PPUDO ルミネ立川店
関西4店:梅田店、錦小路店、神戸元町店、京都ポルタ店
中国・四国3店:広島袋町店、ekie 広島店、松山店
東海1店:名古屋栄ブロッサ店
甲信越・北陸3店:新潟店、松本店、諏訪インター店
東北2店:仙台青葉通り店、仙台東口店
北海道1店:札幌狸小路店

取材協力:株式会社力の源ホールディングス

(取材:佐藤圭亮)