初夏は旬の野菜の色どりが美しい季節。なかでもアスパラガスは様々な料理に使える万能選手。そのままゆでて食べるのも美味しいのですが、さらにアスパラガスの旨味をギュッと閉じ込めた調理法がツイッターで話題になりました。

 「わたし世界で一番美味しいアスパラの食べ方知ってるんだけど、みんな騙されたと思って春巻の皮でアスパラ包んで巻いてオリーブオイル多めで焼いてみてほしい。アスパラの水分と香りが春巻の皮の中に全て閉じ込められていて『えっアスパラってこんなに美味しかったの??』ってなるから!」と、その調理法をツイッターに投稿したのは、ネットユーザーの“(爆走ラストエンペラーさん改め)rin”さん。

 このツイートはアスパラ好きにどんどん拡散され、「さっそく作ってみたら家族に大好評」との声が。そして、「もっと早く知りたかった」「作ります!!」と興味を惹かれる人も続々と。筆者も今まで普通にゆでるか炒めるとかしてたわ……。

 詳しい作り方を聞いてみたところ、アスパラガス丸1本巻く時は、春巻きの皮を対角線上に置いて頭と根元が覆われるようにしているとの事。細さや長さによって、春巻きの皮の大きさも半切りなどに変えてみるもの良いかもしれないという話。そして、アスパラガスはゆでずにそのまま、皮を巻いて揚げ焼きのようにやや多めの油で焼くと外側の皮がパリッと、中はジューシーに仕上がるのだそう。少なめの油で焼いても、ジューシーな食感で美味しいかも、と。油はオリーブオイルでもサラダ油でもお好みでOK。アスパラが太めの場合、焼いている途中で蓋をして熱を通すことで、生焼けを防げるようです。

アスパラを丸ごと春巻きの皮で巻きます

巻いています

巻き終わりました

フライパンで焼いていきます

焼き上がり。

 食べる時の味付けは、シンプルに塩だけで充分美味しいそうですが、アスパラ好きなら塩もつけずに最初はそのまま食べてみて欲しいとのこと。生ハムやスライスチーズを巻いて食べるのも美味しそうですね。

 旬の食材はシンプルな食べ方が一番美味しいといいますが、さらにその美味しさを封じ込めたこの調理法、筆者もぜひ試してみたいと思います。

<記事化協力>
(爆走ラストエンペラーさん改め)rinさん(@rinapple)

(梓川みいな)