子供が昼寝をするときは、まるで守り神のようなオーラを放ちキリッと見守り。例え自分が眠くなっても、耳をそばだて周囲の警戒は怠りません。しかし……他の猫と交代するや一気に解き放たれ、へそ天という警戒心ゼロの寝姿に。ぐでー。という擬音すら聞こえてきそうです。


 写真に写る猫さんは、Twitterユーザー、やしゅうさん家の次男君とトヨちゃん。トヨちゃんはメインクーンという大型の猫種です。毛色が白いことも相まって、キリッとしている時には神々しさすら感じさせる立派なお姿。とはいえそこは猫。一日の大半を昼寝して過ごすと言われるだけあり、ちょこちょこ自分のお昼寝も必要です。そこで頼りになるのが、この家に暮らす他の猫たち。猫たちの間でシフトが組まれている……かは定かではありませんが、次男君が昼寝をしていると、入れ替わりたちかわり猫たちが交代で見守りニャン務を行っています。


 ちなみに、シフトを交代したあと次男君に添い寝をしている茶色い猫は、この家一番の年長猫である、ソマリのツナちゃん。次男君を見守りつつ、「まだまだよのぅ」とでも言いたげに、この家の後輩猫も同時に見守る余裕っぷり。なお、トヨちゃんの寝相はこの時だけ酷いというわけではなく、添い寝以外のお昼寝時は普段からヘソ天姿が定番になっているそうです。

 やしゅうさんのお宅には、長女ちゃん、長男くん、次男くんという3人の子供に加え、ツナちゃんを筆頭に、ラグドールのフィアちゃん、メインクーンのトヨちゃん&ライちゃんという4匹の猫たちが暮らしています。

 子供たちも猫たちも、それぞれ幼いころから共に暮らしているため、一緒に居ることがあたりまえ。また、ツナちゃんにとっては、自分よりも後に子供たちが生まれてきたので、この家の子供たちは大切な妹弟といった雰囲気。このため、猫たちにとって「子供の見守り」は、長女ちゃん誕生からつづく、重要な伝統「ニャン務」。時には遊び相手として猫の手も貸しつつ積極的に育児に協力してくれているそうですよ。頼もしいですね。

<記事化協力>
やしゅうさん(@FakeYashu)

(宮崎美和子)