俳優の本木雅弘さんとその長男で、昨年開催された「2019年春夏パリコレクション」でモデルデビューを果たしたUTAさんが、4月9日の日本経済新聞朝刊に掲載された「サントリー天然水 GREEN TEA」の新聞全面広告にて父子共演をはたしています。しかも撮影者はプロカメラマンではなく家族だといいます。

 「サントリー天然水」ブランドの緑茶商品「サントリー天然水 GREEN TEA」は、4月16日に発売となる、緑茶の「伝統」という価値に「大自然の清冽さ」という新たな価値を加えた商品。そのメッセンジャーとして、今回UTAさんが起用され、2004年以来15年に亘り「伊右衛門」ブランドの広告に出演している本木雅弘さんと、初めて父子だけの広告写真が掲載されています。

 本木雅弘さんは、「伊右衛門」ブランドとして緑茶の価値を認め世の中に発信してきたシンボル的存在。新しい時代の到来を前に変化の激しいこのタイミングに、父子で緑茶の緑茶の不変性と時代性を表しています。

 本木雅弘さんとUTAさんの「家族写真」は、お正月の帰省時に家族によって撮影されたもの。「今年の1月2日、私の実家の長屋門の前で撮った一枚です。近所でいくつか撮影しましたが、今ひとつしっくりくるものがなくて、トボトボと実家に帰る途中、家族に『あ、そこの場所、ちょっと光がキレイ!』と促されて撮影しました」と本木さん。2018年12月頃、広告写真を、プロカメラマンの方が撮るのではなく、セルフィーのような形で自分の手で、さらに親子で撮ってほしいという依頼を受けた本木さんは、これまでに試行錯誤を重ねながら数日にわたって撮影。そのカットは100枚を超えたそうです。

 本木さんは、「最初はいわゆる親子らしい姿をイメージして、私が彼の肩に手を回してみましたが、(UTAさんと)15センチ以上も身長差があるので、『今度はUTAの方からかけてみて』と。普段は肩を組むような関係ではないので、違和感があるかなと思いましたが、UTAから肩に手を回された瞬間、私の親としての力みもフッと抑えられて、ようやく二人とも同じところに立てたという感覚が持てました。結果的に自分たちにとっても、新しい時代に向かう、記念の一枚になった気がします」と、父としての感想を述べ、息子のUTAさんも「普段、肩を組むような関係ではないので、それはちょっとだけ違和感というか……」という同じような感想をコメント。しかし「恥ずかしさもあったので『早く撮ってよ!』と思いました」と息子らしい照れもあった様子。また、「成人して間もない自分にとって、『新しい時代』と『新しい商品』、『新しい門出を迎える自分』の3つが重なったタイミングだったので、忘れられない一枚になりました」ともコメントしています。

 現在は大学生活をアメリカで送りながら、バスケットボールの選手やモデルの仕事の一つ一つに果敢にトライし、この先の人生を模索している平成生まれの21歳のUTAさん。今後の日本での活躍も期待したいですね。

情報提供:サントリー食品インターナショナル株式会社