2019年4月より放送予定のテレビアニメ「フルーツバスケット」。再アニメ化にあたって原作者の高屋奈月さんの希望により、完全に一新されたキャストで放送されることが決定していますが、2019年2月1日に追加キャストの顔ぶれとキャラクター設定が解禁されました。草摩家専属の主治医である草摩はとりを興津和幸さん、そして由希の兄である草摩綾女を櫻井孝宏さんが演じます。

 1998年から2006年まで「花とゆめ」(白泉社刊)で連載され、日本だけでなく海外でも「フルバ」の愛称で人気の「フルーツバスケット」。2015年9月からはWEB上でスピンオフ作品の「フルーツバスケット another」の連載が始まり、世界は広がり続けています。今回のテレビアニメ化は、2001年にテレビ東京系でテレビアニメ化(全26話)された時は原作が進行中だったため、描ききれなかった最後のエピソードまで完全アニメ化するということで話題です。

 また、今回の再アニメ化にあたっては、原作者である高屋奈月さんの希望により、キャストとスタッフを一新して、また新しい作品世界を作っていくことに。これまでに本田透を演じる石見舞菜香さんや、草摩由希を演じる島崎信長さん、草摩夾を演じる内田雄馬さん、草摩紫呉を演じる中村悠一さんなど、メインキャストが明らかになっていますが、草摩家の一族である2人のキャストが解禁されました。

 草摩家専属の主治医で、辰(龍)の物の怪憑き(しかし変身するのはタツノオトシゴ)である草摩はとりを演じるのは興津和幸さん。家に代々つたわある「記憶の隠蔽術」を操り、草摩家の秘密を知った者の記憶を隠蔽する役割もしています。また、紫呉と綾女と「マブダチトリオ」であり、自由奔放で知られる2人をうまく扱える貴重な存在という側面も。

 由希の兄である草摩綾女を演じるのは、櫻井孝宏さん。巳(蛇)の物の怪憑きで、女性向けのアパレル店「あやめ」を経営しています。高校時代は生徒会長を務めるなど、基本的にハイテンションで王様的な気質ですが、由希に対してはかなりの兄バカっぷりを見せるという一面もあります。

 アニメ公式サイトには表情ビジュアルも公開されており、どのような声がつくのか非常に楽しみな感じになっています。4月の放送開始に向け、これからも新しい情報が解禁されるということなので、公式サイトや公式Twitter(@fruba_PR)は要チェックです。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
情報提供:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

(咲村珠樹)