公開中の映画「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」の大ヒットを記念して、俳優の武田航平さんをフィーチャーしたイベント「武田航平ナイト」が1月27日に新宿バルト9にて開催されることが決定し、ライダーファンから熱狂の声が上がっています。

 「仮面ライダーキバ」(2008~2009年)で紅音也(くれない おとや)、そして「仮面ライダービルド」(2017~2018年)の仮面ライダーグリス/猿渡一海(さわたり かずみ)と、平成ライダー2作品で主要キャラクターを演じたことで、仮面ライダーとして二度の生を受けた武田さんは、ご自身を「仮面ライダーの申し子」と呼び、ファンから親しまれています。

 武田さんは出演した2作品で、印象の全く異なるそれぞれの役を熱く、チャーミングに演じてきました。2008年の現在と1986年の過去を行き来しながらストーリーが展開する「仮面ライダーキバ」では、仮面ライダーキバ/紅渡(くれない わたる)の父親にして、渡の生きる2008年の現在ではすでに亡く、過去の1986年に生きる若者である音也は、自由に生きるバイオリニスト。彼の奏でるバイオリンの旋律は甘く切なく聴くものを魅了し、ついに彼の奏でる音は種族をも超え、人間と敵対する「ファンガイア」の中にも彼の演奏に耳を傾ける者が現れてしまったほど。また、バイオリン職人として渡が目標とする名器「ブラッディ・ローズ」を渡の母・真夜と共同製作しています。

 2017年から2018年にかけて放送された「仮面ライダービルド」で演じたキャラクター、一海は火星からもたらされたパンドラボックスによって引き起こされたスカイウォールの惨劇により、日本が3つに分断された世界に住んでいます。故郷である北都(ほくと)のために闘う頭(かしら)として仲間達から慕われる存在で、高い戦闘力を誇りながらも危機に陥った仲間のためにしばしば窮地に立たされてしまうことも。そんな一海の心を癒してくれるのは、ネットアイドルの「みーたん」。群衆の中でもみーたんの声を聴き分けてしまうなど熱狂的なアイドルオタクである一面は、一海を彩る最大の魅力のひとつとなっています。

 武田航平ナイトは、「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」の上演後に武田さんが登場し、平成ライダーへの熱い思いを語るトークイベント。続いて「仮面ライダービルド」で、武田さん演じる仮面ライダーグリス(猿渡一海)が自分の身を犠牲にして禁断のグリスブリザードへと変身する、ファンの間でも神回と評価の高い第47話「ゼロ度の炎」を、演じた武田さんによる生解説つきで上映されるという豪華な企画も。さらに「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」の上映も加わり、まさに仮面ライダーとして二度生きた男としての武田さんを味わいつくせる内容となっています。

 ちなみに、この一夜限りの超スペシャルイベントが開催される1月27日は、11年前の2008年に「仮面ライダーキバ」の放送がスタートした日。ライダーファンにとってはまさにメモリアルなひとときとなることでしょう。チケットは、1枚につき4000円(税込)で、1月15日の18時から先行抽選販売のプレリザーブ(1人4枚まで・抽選結果は1月18日18時に発表)が、一般発売は1月19日10時から発売されます。

 公開中の「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」は、1月12日時点で興行収入が12.9億円を突破。前作「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」の記録を上回り、冬の仮面ライダー映画で最大のヒット作「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」に迫る勢いの快進撃を続けています。

情報提供:東映映画宣伝部

(山口さゆり)