クリスマスや年末年始のイベントを控え、ちょっと人の温もりが恋しい季節。そんな人の想いの温もりを感じさせるJTの企業CM「想うた」シリーズ第2弾「愛する人を想う」篇が、「遠距離恋愛の日」である2018年12月21日から全国で放映が始まりました。2018年6月の第1弾「親を想う」篇でも主人公を演じた北村匠海さんが、E-girlsの石井杏奈さんと遠距離恋愛の恋人を演じています。

 「ひとのときを、想う」という企業思想を掲げるJT。「かけがえのないひととき」や「大切な時間」を想う企業だからこそ、人が人を想うこと、自分のことだけではなく、人の気持ちを想像し、想い合い、認め合うような世の中を作っていきたいというメッセージを込めて展開しているシリーズ広告が「想うた」です。第1弾「親を想う」篇では、北村匠海さん演じる主人公・村上優人(むらかみ・ゆうと)が、普段離れて暮らしている両親との関係を改めて想う様子が描かれました。

 12月21日に公開されたのは、第1弾公開時に登場した相関図に書かれていた「恋人」と優人との関係を描くものとなっています。今回明らかにされた優人の恋人の名前は、二宮遥(にのみや・はるか)。優人とは大学時代に友達の紹介で知り合い、彼女の方から告白したという設定です。現在、遥は美容院でアシスタントとして働いており、優人とは離れ離れの遠距離恋愛中。演じるのは、第58回ブルーリボン賞新人賞を受賞するほか、映画やドラマで女優としての活躍も目覚ましい、E-girlsの石井杏奈さんです。

 映像は遥の視点で展開します。同僚との会話で、遠距離恋愛中の話をする遥。同僚からは遠距離恋愛の関係について心配されるものの、「大丈夫」と明るく返します。


 優人とは電話やテレビ電話で連絡を取ってはいるものの、会う約束をしていた連休に優人が帰れなくなることに。「全然、大丈夫!」と返事を返しますが、ほんとはそんなことないんです。仕事がうまくいかなかったり、仕事の帰り道でカップルの姿を見て彼に電話してもつながらない時があったりと、寂しさもつのります。






 今日も夜遅くまで職場に居残り、ひとりカット練習をする遥。ふと鏡に目を移すと、そこには不安や寂しさの入り混じったような自分の姿が映っていました。


 戸締りをし、店を後にする遥の前に人の影が。その姿に目を疑う遥。優人が会いにきてくれたのでした。サプライズに思わず涙ぐみながらも、今まで構ってくれなかったことに抗議でもするかのような仕草がいいですね。



 それとともに、今までの二人の歩みを振り返るシーンが。互いに就職し、遠距離恋愛の始まった頃の様子などが紹介され、二人の間の様々な出来事がめぐります。でも変わらないのは、頭をポンポンしてくれる優人の優しい手の感触。二人は手を繋いで歩いていくのでした。


 バックに流れる歌声は、第1弾と同じくMONGOL800のキヨサクさん。メロディは第1弾と同じものですが、歌詞は映像のストーリーに合わせ、遠距離恋愛中の彼女から彼への思いを表現したものとなっています。

 遠距離恋愛をする恋人同士を演じた二人ですが、実は2016年のテレビドラマ「仰げば尊し」で共演した間柄。石井杏奈さんは再びの共演に「2年たってすごく“とき”を感じました。当時はふたりとも未成年だったのですが、今は成人して、「ああ、なんかこうやって流れていくんだな」と感じました。今回はふたりとも結構話すようになって、お芝居をしていく中でもいろいろコミュニケーションが取れて、「ああ、こうやって人は良い意味で変わっていくんだな」とおもいました」という感想を語っています。

 北村匠海さんも「石井杏奈さんとの共演も久々だったんですけど、そこでもすごく良い“とき”を感じたし、愛だったり、ちょっと切なかったり、くすぐったかったり、短い時間ですけどエネルギーを、CMの中に注ぎ込んだので、ぜひとも楽しんで観ていただけたらうれしいです」とコメント。ストーリーと現実の二人の関係がシンクロした感じがうかがえます。

 同じく12月21日に更新された「想うた」スペシャルサイトでは、60秒のCMでは伝えきれない二人のストーリーをたっぷりと味わえるWEB限定スペシャルムービーも公開。あわせて各キャラクターの設定や、劇中に流れる歌の歌詞も掲載されています。

情報提供:日本たばこ産業株式会社(JT)

(咲村珠樹)