基本的に猫は高い所を目指す生き物。キャットタワーでも冷蔵庫の上でも登れる足がかりがあるなら高みを目指す、それが猫。そしてカーテンや障子クライミングに精を出しているコも……。そんな障子クライマーな猫ちゃんの身体能力が話題です。

 6匹の猫と1匹の犬とともに暮らしているココニャさんの家のサバ身さんは、一級障子クライマーとして他の家族猫ちゃんと共に写真集にも出ているという「プロ障子クライマー」。そのサバ身さんの新たな技が決まったようです。

 「全日本猫協同組合 障子支部」というタイトルでツイッターに投稿されているその写真、サバ身さんが紙の貼られていない障子枠の最上段とその下の2段を使ってポーズを決めております。下の段に両手をそろえ、後ろ足は上の段に引っかけた見事なポージング。

 この写真を見た人は、「ワイルドかつ美技!」「段違い平行棒の演技中みたい」「オリンピック(に競技があれば)メダルを狙えるレベル」と絶賛。表情までビシッと決めてきております。さすがプロ。

 障子とは猫に破られるためにあるのではなかろうか?という筆者の個人的な疑問は置いておいて、サバ身さんが所属するジム……じゃなかったココニャさんのお宅は近々お引越し、障子枠もろとも家は解体となるそうです。そんな引っ越しのドタバタの最中でもビシッと決めるサバ身さん、やっぱりプロの風格……。

 筆者宅にも「妖怪障子破り」が二匹おりますが、プラスチック障子を貼る人間vs入念に研いだ爪でそれを突破する猫たちという状態。ココニャさんのお宅もやはり大差ないようで、プラスチック障子を張り替えては破られるという日々だったそうですが、お引越し先ではどうなるのやら。新生活も猫たちとの楽しい日々が続きそうですね。

<記事化協力>
ココニャさん@猫写真集、好評発売中!(@kokonananya)

(梓川みいな)