アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」、特撮ドラマ「仮面ラダ ー鎧武 /ガイム」などを手掛けたニトロプラス・虚淵玄の完全新作「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 2(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ ツー)」について、放送月およびロゴ、新作PVが東京ビックサイトで開催中の「AnimeJapan 2018」ニトロプラスブース(No. A39)で公開された。

 ロゴは「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」時と同様、書家“岡西佑奈”が執筆。放送開始は2018年10月となる。

 本作は、TVシリーズ第1期「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の続きの物語で、W主人公の「凜雪鴉(CV“鳥海 浩輔”)」「殤不患(CV“諏訪部 順一”)」と、劇場上映作品「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」の終わりにも登場した新キャラクター「浪巫謠(CV“西川 貴教”)&聆牙(CV“小西 克幸”)」「嘯狂狷(CV“新垣 樽助”)」「蠍瓔珞(CV“高垣 彩陽”)」などを加えた新シリーズ。今発表ではその新キャラクター「嘯狂狷」「蠍瓔珞」「浪巫謠」の新イラストも公開されている。

 T.M.Revolution “西川貴教”をモデルに制作し、本人が声優もつとめるキャラクター「浪巫謠(ロウフヨウ)」のイラストは、「AnimeJapan 2016」ニトロプラスブースでお披露目した二トロプラス”三杜シノヴ”によるキャラクター原案イラストに「聆牙」も加わった一層豪華なものに仕上がっている。

浪巫謠(ロウフヨウ)

 そして、キャラクターデザインを二トロプラス“源覚”が「嘯狂狷(ショウキョウケン)」を、二トロプラス”三杜シノヴ”が「蠍瓔珞(カツエイラク)」を担当したイラストは初披露となった。

嘯狂狷(ショウキョウケン)


蠍瓔珞(カツエイラク)

 本作は、「Thunderbolt Fantasy Project」というプロジェクト作品の一つ。台湾で「知らない人間はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた人形演劇「布袋劇(ほていげき)」。その映像にほれ込んだニトロプラスの虚淵玄が原案・脚本・総監修を担当。台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティを誇る制作会社である霹靂國際多媒體股フン有限公司(略称:霹靂社)との奇跡のコラボレーションによる、完全新作の日台合同映像企画の人形劇。キャラクターデザインは、ニトロプラスが率いるデザイナー陣が担当。人形の造形アドバイザーとして、フィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーが参加している。

 2016年7月8日からテレビシリーズ第1期「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」がTOKYO MX、BS11などで放送され、2017年12月からは第1期の前日譚を描いた小説「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝」の「殺無生編」に加え、後日譚として虚淵玄が書き下ろした新作エピソード「殤不患編」を合わせた映像化企画「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」が劇場上映された。

 なお、TVシリーズ第1期は、「バンダイチャンネル」や「アニメイトチャンネル」、「Amazonプライム・ビデオ」などでも配信中。2018年4月4日には劇場作品「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」のBlu-ray&DVDが発売予定だ。

※霹靂國際多媒體股フン有限公司の「フン」は、「ニンベン」に「分」と記載する漢字が正式表記です。

(C)2016-2018 Thunderbolt Fantasy Project