アメリカ海軍と海上自衛隊の合同訓練「マルチセイル2018」が3月8日、グアム周辺海域で始まります。対潜水艦戦闘や対空戦闘などの訓練を通して、日米の連携能力の向上をはかります。

 マルチセイルは恒例の日米合同訓練。グアム周辺海域を舞台に、実戦的な共通のシナリオを用いて対潜水艦戦闘(ASW)や、対空戦闘などの訓練を行い、日米が連携しての作戦遂行能力の向上をはかります。

 日本からは護衛艦ふゆづき(DD-118)が参加。アメリカからは第15駆逐隊(DESRON15)のミサイル巡洋艦アンティータム(CG-54)、ミサイル駆逐艦カーティス・ウィルバー(DDG-54)、ベンフォールド(DDG-65)、マスティン(DDG-89)が参加します。このほか、敵役として潜水艦や航空機などの参加が予定されています。

護衛艦ふゆづきを見る駆逐艦ベンフォールド艦長ミッチェル中佐(Photo:U.S.Navy)

 ふゆづきの艦長、平野2佐は「マルチセイルは我々にとって戦術能力を向上させる良い機会であり、米軍との連携を強化するための重要な訓練です。日米の協力関係はこれまでになく強まっており、さらに強化されつつあります」と、この訓練の意義を語っています。

 このマルチセイルを通じて、海上自衛隊とアメリカ海軍は、現在懸念される周辺地域の脅威への対処能力を向上させ、日米の強い連携を内外にアピールすることを目的としています。訓練はグアム島のアプラ港を拠点に、3月14日まで続けられる予定です。

Photo:U.S.Navy

(咲村珠樹)