(見出し写真:2月6日、ハワイ・真珠湾に入港したはくりゅう)

 海上自衛隊・第1潜水隊群の潜水艦はくりゅう(SS-503)が、現在ハワイでアメリカ海軍の協力のもと、訓練を行なっています。アメリカへ潜水艦を派遣して訓練を行うのは1963(昭和38)年から毎年(RIMPAC含む)行われており、今回で通算74回目となります。

 訓練の日程は2018年1月16日から4月14日まで。はくりゅうは1月16日に母港である呉を出港し、2月6日にハワイ・オアフ島のパールハーバー・ヒッカム基地へ入港しました。

 これから艦長の開田2佐以下およそ80名の乗組員は、3月下旬までハワイ周辺海域でアメリカ海軍のサポートのもと、様々な訓練を行います。単独の訓練だけでなく、アメリカ海軍と協力し、相互連携などの練度も高めるものとなっています。その中には、アメリカ海軍との文化交流や、ハワイの歴史や文化などを体験するプログラムも入っているとのこと。

 はくりゅうは訓練終了後、4月14日には母港の呉に帰投する予定です。

 Image:U.S.NAVY

(咲村珠樹)