国立天文台によると、12月4日の満月は2017年で最も近い満月だそうです。いわゆる「スーパームーン」ですね。この日、現在放送中のドラマ『コウノドリ』の主題歌を歌っているアーティスト、Uruさんが「月面ライブ」を行うと発表されました。

 2017年で最も近い満月(天文学的には、地球の中心から見て月が太陽と正反対の位置に来た瞬間のことをいいます)は、12月4日に日付が変わった直後の0時47分。この時、地球の中心からの距離は35万8000km。平均距離(38万4400km)に較べると、1割ほど近いということになります。

 そしてこの日に行われるUruさんの「月面ライブ」はというと……アプリ上でのバーチャルライブです。鑑賞するには、専用アプリ「MOON LIVE」(iOS)が必要です。それを起動したのちに端末を夜空にかざし、アプリのカメラ上で満月を認識するとインジケータが表示されます。そのインジケータと満月が重なると、アニメーションとともに「Uru」のロゴが表示され、アイコンに従って月面をズームしていくと、歌うUruさんの姿が見えて来ます。こうして月面ライブを堪能できるという仕組み。

 月面ライブ中に画面をスワイプすると、月や宇宙に関連するモチーフが探索できるようになっています。そのアイテムは次のようなもの。ちなみにそれぞれのアイテムは、探しやすさに違いがあるので、全部見つけるのは難しいかもしれません。

■うさぎ(月のうさぎですね)
■足跡(アポロ計画で月面を歩いた宇宙飛行士「ムーンウォーカー」たちの足跡)
■クマのぬいぐるみ(人類初の宇宙飛行をしたガガーリンが無重量状態に入ったのを確かめるため、宇宙船内に吊るしたもの。この伝統は現在のソユーズでも「ゼロGインジケータ」としてマスコットを船内に吊るしている)
■6番アイアンとゴルフボール2個(アメリカ初の宇宙飛行をしたアラン・シェパードは、アポロ14号の船長として月面に降り立った時、6番アイアンのヘッドを月の石採取ツールの先端に取り付け、人類初の「月面ゴルフ」を行なった)
■スコップ(アポロ14号で月面に降り立ったエドガー・ミッチェルは、月面の微小重力を確認するため、月面土壌採取用のスコップをやり投げのように投げた)
■半分のレタス(現在国際宇宙ステーションで栽培されている野菜)

 Uruさんは、この企画に関して「どんな風になるんだろうとわくわくしました」とその気持ちを語り、ファンへむけ「月にかざすということ自体、やった事が無い方がほとんどだと思いますが、私もすごく楽しみにしているので、同じ日同じ月にかざして一緒に楽しめたらなと思います――あ、私はその時月にいるんだった(笑)」とコメントをよせています。

 アプリで「月面ライブ」が見られるのは、12月4日0時〜23時59分。ライブ時間以外にアプリで満月をズームすると、次回のライブ情報が記載された看板が表示されます。ということは、今後も「月面ライブ」が行われるということ。なお、専用アプリ「MOON LIVE」の配信はすでにApp Storeで行われています。

(咲村珠樹)