お菓子の袋が開かないけど手元にはさみがない。「開けにくいときは縦にお開け下さい」って書いてあるのにその縦にすら上手くあかなくてムキーってなったことある人、結構いるんじゃないでしょうか。

 筆者も子供によくお菓子の袋を開けてってねだられ、開けようとしても上手く開かずにキーっとなることがあります。最終的には歯で開ける、という手段も無きにしも非ず。しかしやっぱりお口は……と躊躇う部分もあります。そんな時にお役立ちのライフハックを警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウント(@MPD_bousai)が紹介していました。

 「出先でお菓子の袋などを開けるのに、素手ではなかなか開けられず困った経験はありませんか?そんな時は10円硬貨2枚を使って簡単に開けることができます。写真のように硬貨で袋を挟み込み、スライドさせると簡単に開けることができます。避難所等でハサミが無い時などは知っておくと便利です。」というツイートと一緒に、袋のフチを切る前と切れた後の写真が。

コインで袋の両側をはさむ


スライドさせると……袋があく!

 本当にこれでストレスなくできるんかな?と思った筆者、マネしてやってみました。硬貨の角と角で袋のフチを擦切るような感じ、と言えばいいのでしょうか。最初はちょっと勝手がわからず時間が掛かってしまいましたが、コツを掴むとうんともすんとも素手では開かなかったのが簡単に破れて拍子抜けしてしまうくらいでした。

 この方法、十円玉で紹介されていましたが1円玉でもできましたし、何なら金属片が2枚あればできそうなのでお金を出すのもめんどくさいときはポケットかカバンの中の鍵二つを使ってもできそうです。出先でお菓子を食べたいのに開かない時、災害時に食料を開けたいのに刃物がない時に役立つ知識、覚えておいて損はないのでは?

<出典>
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)

(梓川みいな)