子どもがグズると見ている親も精神的に参ってしまいますが、そのグズりっぷりがあまりにも予想外だと張り詰めていた気持ちがフっと緩む事もあります。とはいえ、場所によっては一瞬で緩んだ気持ちから現実に引き戻されて子どもに対しても周りに対しても余裕がなくなってしまうのですが……。

絶賛イヤイヤ期突入中の2歳5か月の娘さんを持つちくまさん(@chikumababy)家も、娘さんが保育園に行く時にグズってしまう事があるそうです。

とある朝の事、娘さんはなかなかすっきりと起きられなかったらしく眠くて不機嫌マックス!!
「最近は号泣時に足を使って遠ざかる」という娘さんをリビングに連れて行くとやはり号泣しながら仰向けのまま足を使って寝室まで移動してしまったそうです。
仰向けなので後頭部を容赦なく床に引きずる娘さん。その通った後には抜け毛も……。後頭部の髪の毛が心配になってしまいます。

過去によくグズる人たちを育ててきた筆者、斬新な移動方法に微笑ましく思いつつも「現場はそんな微笑ましくないんだよなぁ」とわが身を振り返ってみました。……あれ、可愛かったのは確かなんだけど楽しかった事をあんまり覚えていない事が多いかも???ものすごく一杯いっぱい過ぎて、家の中で色んなおもちゃを次々と壊していったり何度同じ事を繰り返し言っても聞かないからブチ切れてしまったりという記憶の方が明らかに多い事に気が付いてしまいわりと凹んでしまいました。

筆者は今でも思春期の娘たちの小憎たらしい言動にイラッと来ることしばしば……。そんな時、つい、生後3か月くらいが大変だったけど盲目的に可愛かったなぁと遠い目をしてしまったり。2歳児だとやっぱりいっぱいいっぱいになっていた時期でしたが、小さい故の可愛さがあって可愛い服を選んで着せるのは楽しかったな、とか子供服の小さいのを見るたびについ思い返してみたり。フリフリがいっぱい付いた可愛いワンピースを親の趣味で着せられる時期って本当に少しの間だけなんですよ。なので服をえり好みするようになるまで自分の好み全開で子ども洋品店でセール品を買い漁ってました。結局3~4歳かそこらくらいで子どもは好みの服を自分で選んでそれしか着なくなってしまうのですが。

あの頃は大変だったけど可愛かった、って思える日は子育てしてるといつか来ると信じています。色々悩みも多いけど、振り返って子どもと一緒に育ってきた自分の成長を感じられるようになるといいな、と。
全子育て中の皆さん、余裕がないときもたくさんあると思いますが子どもの面白い一面を見逃さないように、なるべく楽しく一緒に頑張りましょうね。

ちくまさん(@chikumababy)より。

<記事化協力>
ちくまさん(@chikumababy)

(梓川みいな)