岐阜県関市。世界でも有数の刃物のまちとして知られています。昨今の『刀剣乱舞』熱も未だ続いておりファンにとって聖地の一つともされています。
その関市が何と『あずきバー』でお馴染みの井村屋とコラボし10月7日(土)、8日(日)に開催する『第50回刃物まつり』で、日本刀アイス『あずきバー』を展示する事を発表しました。

このコラボは、2015年に刀鍛冶職人の姿を写真に捉えたツイッター上のジョーク投稿に対し井村屋公式アカウントが「社外秘が漏れてしまった……」と反応した事に端を発しています。
このツイートが大きな反響を呼び、一躍井村屋公式アカウントはスター公式アカウントへ押し上げました。そしてこの反響後に関市長ツイッターアカウントと井村屋アカウントがリプライを送りあい、井村屋会長による関市への表敬訪問やコラボイベントを行っていくなど関市と井村屋は友好を深めていき固い絆が育まれていきました。

『あずきバー』の固さは食べた事がある人なら誰でも認める程であることは周知の事実で、2017年6月にはタカラトーミーアーツから『あずきバー専用かき氷機』なる商品まで販売されています。ちなみにあずきバーは「アイス界のダイヤモンド」という二つ名で呼ばれることも……。それほど固いアイス、日本刀の固くて丈夫な特徴とはたしかに一致します。

そこでこのほど、高校生が考案した関市の新名物『日本刀アイス』とタッグを組み、実際の日本刀に引けを取らない大きさの日本刀アイス『あずきバー』(非売品)が完成。この日本刀アイス『あずきバー』の刀身は約65cm(全体約87cm)の実物大!刃物まつりの会期中の二日間のみ、関鍛冶伝承館で展示されるという事です。
刃物まつりの節目となる今年は、日本刀アイス『あずきバー』展示の他に毎年恒例の刀鍛冶の実演や通常の『日本刀アイス』の販売、刃物類の販売などや記念事業として『幻の名刀”蛍丸”寄贈式』が9月30日に行われるなど盛り上がりを見せています。

今回展示されるあずきバーで出来た実物大の『日本刀アイス』はその場で食べることは出来ませんが、通常の『日本刀アイス』はこしあんとゆずが販売されますので売り切れになる前にゲットして、あずきバー日本刀アイスを鑑賞しながら食べるのも楽しそうです。

<参考・引用>
関市経済部商工課プレスリリース

(梓川みいな)