そろそろお花見の季節となりましたが、美しい桜を見ながらどんなお料理で宴を楽しむ予定ですか?
やっぱり、桜にちなんだ料理を作りたいと思っている世の中の奥様方は多いはず。というわけで、今回はそんな花見にぴったり&普段でも楽しめる「花レンコン」こと「レンコンの紅生姜汁漬け」をつくってみましたよ。

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■レンコンの紅生姜汁漬け
レンコンは輪切りにすると、まるで放射線状に開いた穴が花のように見えるため、お料理の飾りとして使われることがあります。
今回はそれを紅生姜の汁で漬けて、ピンク色にしてみました。飾り切りするとさらに花の形にも見えるのですが、今回はシンプルにそのままの基本バージョンで。

<材料>
レンコン
紅生姜の汁

<つくり方>
1:レンコンを輪切りにして水に晒しアクを取る。(より花の形にしたい方は輪切りにするまえに、飾り切り処理を行ってください。)

2:鍋に水と昆布を入れて沸騰させ、レンコンをさっと湯がく。

3:レンコンをザルに揚げ、水を切ったら紅生姜の汁を入れたビニル袋に入れて空気を抜く。

4:3の粗熱を取ったら冷蔵庫で1日寝かして出来上がり。

なお、レンコンの下処理が面倒だという人は、予め水煮にされたレンコンを使用すると簡単ですよ。

さて、折角なので……花レンコンをつかったちらし寿司と生春巻きもつくってみました。

■花レンコンのちらし寿司
<材料>
酢飯
干し椎茸
にんじん
ボイルエビ
菜の花
錦糸卵
醤油

麺つゆ
砂糖
レンコンの紅生姜汁漬け

<つくり方>
1:干し椎茸を水で戻したら、細かく切っておく。にんじんも同じように切っておく。
2:1の戻し汁と切った椎茸とにんじんを鍋に入れ、醤油、砂糖、酒を入れて煮詰める。
3:酢飯と2を混ぜ合わせる。
4:菜の花を食べやすい大きさに切って電子レンジで3分ほど加熱してから、醤油と麺つゆをかけておいておく。
5:ボイルエビ(生のエビでも可)に酒をふりかけて電子レンジで火が通るまで加熱する。
6:3に4や5、錦糸卵、レンコンの紅生姜汁漬けをトッピングしたら出来上がり。

■さっぱり花レンコンの生春巻き
<材料>
水菜
サーモン
レンコンの紅生姜汁漬け
ライスペーパー

マヨネーズ
醤油

<つくり方>
1:水菜とサーモンを食べやすい大きさに切る。
2:レンコンの紅生姜汁漬けを半分に切る。
3:ライスペーパーを水で戻し、軟らかくなったらレンコン、水菜、サーモンの順に乗せて巻く。
4:マヨネーズと醤油をまぜた「マヨネーズ醤油」をつけていただく。

■見た目がとっても華やかに
レンコンの紅生姜汁漬けはほんのりピンク色で見た目がとっても華やかになります。
今回は少し楕円形のレンコンを使ってしまいましたが、もっと円に近い形のものだとお花らしさがより演出できますよ。
ぜひ、お花見のお料理にレンコンの紅生姜汁漬けを使ってみてくださいね。

(貴崎ダリア)