士郎正宗さんの漫画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を原作に、押井守監督がアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を発表したのが1995年。それから22年の間に神山健治監督のテレビアニメ版『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』など多くのシリーズ作品が世の中に生み出されヒットを飛ばしてきましたが、ハリウッド実写版の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』日本語吹き替えにアニメ版の声優陣起用が決定しました。

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 草薙素子役はクールでセクシーな声で「少佐はこの人しかいない!」と言われ続けている田中敦子さん。そしてもちろんバドー役には大塚明夫さん、トグサ役には山寺宏一さんに決定。

 もともと日本語吹き替え版にはアニメ版キャストを起用してほしいという声が多く上がっており、現在公開されている日本版のトレーラーではタイトルコールを田中敦子さんと山寺宏一さんが担当したことでも話題になりました。意外にもこのメンバーが集結したのは『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から実に6年ぶりだそう。

 北米ではハリウッド実写版が3月31日から公開されますが、3月16日には先陣を切って主演のスカーレット・ヨハンソンなどキャストが登壇するワールドプレミア試写会が新宿某所にて行われます。

 大塚明夫さんは「アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかったです」と語っており、その完成作品のクオリティにも期待ができそうですよ!日本では4月7日全国公開されます。

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(大路実歩子)