ピコ太郎さんのPPAPが世界中に旋風を巻き起こしていますが、それに乗じて一般人からプロのアーティストまで様々なアレンジを発表しています。

 元日には歌手のさだまさしさんが「年の初めはさだまさし」の番組内で唐突に「PPAP~和風バージョン~」を公開。うとうとしながら番組を観ていた筆者は眠気が吹き飛ぶほどびっくりしましたが、最高にロックでクールなさださんに拍手が止まりませんでした!!

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 そんなブームの中、今度は伝統音楽の分野から飛び出した和風PPAPが話題になっています。今回挑戦しているのはなんと国立劇場。「邦楽、伝統芸能の普及に一役買えればという思い」から国立劇場版のPPAP動画を制作しちゃったみたいです!

 これを文楽の人形遣いである桐竹寛次郎さんがツイートすると、瞬く間に拡散され、現在では5,000以上もリツイートされる自体に。題名は『PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen)/国立劇場版PPAP [塗三方 ぬりさんほ゛う]』とされ、三方と筆、塗三方と筆を持った国立競技場の公式キャラクターである“くろごちゃん”が和楽器に合わせて愛らしく踊ってくれます。

 それにしても、改めて和楽器ってこんなにも格好良いんだと改めて思っちゃいましたよね。プロたちの本気の威力は圧巻です。このまま2017年もピコ太郎ブームに乗って、様々な分野のアーティストがアレンジしてくれるのを期待しちゃいますね!

※画像はPNSP(https://youtu.be/Idw8PHP4yCw)のスクリーンショット。

(大路実歩子)