日本では”性”に関し昔からオープンというよりかは、比較的恥じらいを持つ・感じる文化があります。また諸外国のそれに比べると、夫婦間については回数も少なく淡泊であるとよく言われており、一般社団法人 日本家族計画協会の2015年調査発表によると「1か月以上セックスが行われていないセックスレス」については「既婚者のセックスレスが44・6%」にものぼるそうです。

 そんな中、有名進学校出身で”偏差値78のAV男優”として知られる森林原人さんがJ・SPA(扶桑社)のコラムで、非常に有益なアドバイスをしているとネットで話題になっていました。経験人数なんと8000人を超えるそうです。

 

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森林原人さんTwitterアカウントより。

■きっかけがわからない人が増えている?

 そもそも最近増えてきているのは「どうやったらセックスって始まるんですか?」という疑問を持つ人々なんだそうです。
セックスは非日常であり、日常からそんな非日常へはスイッチの切り替えが必要です。しかし日常においてセックスを想起させるような会話や行為をほとんどしない日本人の場合、いざセックスしようと思ってもその切り替え方がわからずにタイミングを見失ってしまうのだとか。

 そんなセックス難民に対し森林さんは「どうか照れずに、日常的にキスをし抱きしめ、好きだと言い、性的な部分に軽いタッチをしてみたりしてください」とアドバイスしています。そうすることによって、日常から非日常(=セックス)への移行がスムーズに行えるのだとか。

 これに対して目からウロコだった人は多いのではないでしょうか。貞操、貞淑、潔癖、潔白、純潔。そんな言葉を特に重んじる日本人は、たしかに森林さんの言う通り日常でセクシーな会話をしたりすることは少ないですよね。

 一生を添い遂げる上でやっぱり血の繋がりのない他人と家族として生きていくには、ちょっぴりセクシーな非日常も大事だと思いませんか?
セックスレスや予備軍の人でお悩みの場合は、今日からちょっとずつ艶のある会話を夫婦で楽しんでみてくださいね。

▼出典:
J・SPA(扶桑社)
一般社団法人 日本家族計画協会
森林原人さんTwitterアカウント(@AVmoribayashi

(文:貴崎ダリア)