2017年3月と4月に実写版映画前編・後編の公開、そして2016年10月8日からNHK総合テレビにてアニメ版の放映が始まる羽海野チカ先生の『3月のライオン』。最新刊である12巻が発売される本日(9月29日)の朝日新聞夕刊に、1話と2話全てが掲載されるそうですよ!

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 実写版映画では続々とキャスティングが発表されており、第3弾では主人公・桐山零の高校の担任・林田先生に高橋一生さんが起用されたことでファンからは嬉しい声が上がっていました。

 今回朝日新聞夕刊に掲載される1話と2話では、桐山零が育ての父である将棋棋士の幸田との対局、そして温かい家族として関わっていく川本家との日常、さらにライバルで同志である二海堂晴信との交流が描かれています。

 将棋、囲碁、麻雀など机上の闘士たちを描いた漫画は昔から人気が高く、著者の取材力もさることながら登場人物の魅力や、彼らをとりまく人間模様まで細密に描かれることが多くなってきています。
とくに『3月のライオン』は将棋棋士たちの闘いだけでなく、羽海野チカさんが前作『はちみつとクローバー』で描いたような丁寧な人間模様が家族や学校という誰しも経験し悩みを持つこともある環境に深く切り込み描かれた内容となっています。 この機会に1話と2話をチェックしてみてくださいね!

(文:大路実歩子)