テレビ朝日で2013年~14年に放送された『仮面ライダー鎧武』に登場する、初瀬亮二(仮面ライダー黒影)。その初瀬が劇中死亡した放送日と同日の1月19日、初瀬役を演じた白又敦さんが、自身のTwitterを通じて、改めて初瀬への感謝の思いを投稿して反響をよんでいる。

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東映『仮面ライダー鎧武』ページより

東映『仮面ライダー鎧武』ページより

 白又さん演じた初瀬は、劇中複数いたアーマードライダーに変身するキャラクターの一人。 松田凌さん演じた城乃内秀保(仮面ライダーグリドン)とコンビのように扱われる事が多く、劇中は愛されキャラの一人でもあった。
そんな初瀬が放送序盤の第14話(2014年1月19日放送)で、“禁断の果実”を口にしヘキジャインベスに変身。ついには人を襲うようになり、仮面ライダーシグルド(錠前ディーラーシド)に殺されるという衝撃の展開が待っていた。この回は以降につづくシリアス路線へのターニングポイントとなっている。

 白又さんは当時、放送直後にブログを更新。初瀬の死はクランクインの時には脚本の虚淵玄さんから伝えられていたと説明した。しかしそれでも「初瀬ちゃんがあーなってしまうことを目で見た瞬間にはやはり悲しいな。」とも述べていた。

 今回反響を集めているTwitterの投稿では「今日は初瀬ちゃんの2周忌です。ありがとう。初瀬ちゃん。」(原文まま)という言葉とともに、初瀬がつかうマツボックリロックシードのモチーフ松ぼっくりの写真を添付。改めて自身が演じたキャラクターに対し、感謝の思いを伝えている。

 なお、白又さん演じる初瀬は、2015年11月に発売されたDVD&Blu-ray『仮面ライダー鎧武 外伝 デューク&ナックル』のナックル篇にも登場している。見逃しているという初瀬ファンはぜひこの機会、彼を偲んで観てみるといいだろう。