今回で9回目を迎える『マンガ大賞2016』のノミネート作品が発表された。

マンガ大賞は書店員を中心に、マンガ好きの有志が選考委員となり選ばれる賞。2008年にスタートし、歴代大賞受賞にはその後実写映画も大ヒットした『テルマエ・ロマエ』(ヤマザキマリ)、アニメ化及び実写映画が公開された『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘)、そしてファンから熱烈支持を受けている『乙嫁語り』(森薫)など蒼々たる作品が選ばれている。

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『マンガ大賞2016』ノミネート作発表

マンガ大賞2016は、2015年1月1日から12月31日までに単行本が発売された作品のうち、最大巻数が8巻までのマンガ作品が対象となる。今回は96人の選考員から、226作品への投票が行われ、同率順位含む上位11作品がノミネート作品に選ばれた。

今後行われる二次選考は選考員全員が全作品を読んだ上で行われ、3月29日に東京有楽町ニッポン放送イマジンスタジオにて授賞式が予定されている。

▼マンガ大賞2016ノミネート作品
『岡崎に捧ぐ』山本さほ
『恋は雨上がりのように』眉月じゅん
『ゴールデンカムイ』野田サトル
『ダンジョン飯』九井諒子
『東京タラレバ娘』東村アキコ
『とんかつDJアゲ太郎』イーピャオ/小山ゆうじろう
『波よ聞いてくれ』沙村広明
『百万畳ラビリンス』たかみち
『BLUE GIANT』石塚真一
『僕だけがいない街』三部けい
『町田くんの世界』安藤ゆき
(作品名五十音順・敬称略)

『マンガ大賞2016』ノミネート11作