人気アニメ『おそ松さん』と池袋・ナンジャタウンのコラボイベント『おそ松さんinナンジャタウン』が12月4日に初日を迎えている。ところが開始早々、深夜から並んだ人(以下、深夜待機)への対応を巡り、運営に対し非難の声が集まるという事態が起きている。

開催場所のナンジャタウンはそもそも10時から営業開始となっているが、Twitterの現地実況によると、始発で並んだにもかかわらず100人以上が先行していたという。また、深夜組の人の投稿と思われるが、深夜2時にはすでに60人いたという話もある。

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ナンジャタウン公式Twitterより

■深夜待機禁止がどのイベントでも鉄則

そもそもこの手のイベントでは、深夜待機はNGというのが鉄則であり、主催者側も事前に注意喚起しておくのが一般的。さらに言えば、深夜待機はルール違反としてみなされ、イベントによっては排除することすらある。

しかし、今回のケースではTwitterでの現地実況によると、深夜待機者にも目玉イベント『井矢見神社おみくじルーレット』の整理券が配られたようだ。
ナンジャタウン公式Twitterからも7時48分の時点で、「既に沢山のお客様がナンジャタウン入口に並ばれており、これから来園されても整理券をお渡し出来ない可能性がございます。」と告知されている。

■ナンジャタウンの投稿に非難殺到

もちろんこの告知には非難の声が殺到。「徹夜で並ぶルール守れない人にも配るんですか」「どうして徹夜を取り締まらないんですか」「これって徹夜組大勝利ですよね」「納得がいかない」「ナンジャそりゃ」と炎上状態に。
ちなみにこの状況は現地でも早くから知られているようで、逆に「コミケと一緒にすんな」と反発する人がいるという話しも。

その後の、ナンジャタウン側からの発表によると、11時11分の時点で『井矢見神社おみくじルーレット』の整理券配布が終了。11時37分の投稿では、グッズショップ利用整理券も「間もなく配布終了」と告知されている。追記:グッズショップ利用整理券は12:08に配布終了がアナウンスされました。

■ネットオークションに既に出品を確認

また現地からは「転売ヤーらしき人がいる」という声があがってるが、国内最大のオークションサイト『ヤフオク!』をのぞいてみたところ、12時半時点で既に何点か出品を確認している。
人気タイトルにはありがちだが、限定グッズを購入して転売で利益を得る人はあとをたたない。こうした流れをうけ、ネットには「整理券は抽選制にするべき」という指摘の声が多い。

同イベントは来年1月31日まで開催を予定しているが、今後どう列に対し対応していくのか、運営姿勢が問われている。

ヤフオク!より