ちょっと前にはどこにでもあった『緑のカード式公衆電話』。1982年12月に登場し、今でも一部で見ることができますが、携帯電話の普及やグレーの公衆電話の登場により、その数は徐々に減りつつあります。

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実機

 その『緑のカード式公衆電話』のペーパークラフトがネットで話題になっていました。発端はNTT広報室のTwitterアカウント。
紹介した投稿によると『NTT技術史料館』で入手できるそうです。

 NTT技術史料館の広報担当者に詳しい話を聞いてみたところ、このペーパークラフトは毎週木・金曜日の一般公開日に、アンケートに答えた人に無料で配っているものだそう。それ以外は、一部イベントで配ることがある程度だそうです。

 電話ペーパークラフトはシリーズ化されており、過去には4号自動式卓上電話機(黒電話)や、大形赤公衆電話機も登場しています。ほぼ年1回のペースで新しいものが登場し、約1年かけ配られるそうです。第6弾となった『緑のカード式公衆電話』は今年2月から配られています。

 作り方は簡単……ではなく、非常に複雑な作りになっていて、50分~60分もかかってしまうのだとか。でも作り上げた時の達成感は格別だそうですよ。

ペーパークラフト

 NTT技術史料館の場所は、東京都武蔵野市緑町3-9-11 武蔵野R&Dセンタ内。一般公開日時は毎週木・金曜日の13:00~17:00までで、入場料は無料。
一般公開日の見学は予約不要ですが、ガイドツアーを希望する場合には、事前に申し込みが必要だそうです。申込み詳細については、公式サイトの『ご利用案内』にて確認してください。